非常に彩度の高いマーラー5番。そして潔く清い。シベリウスでの印象そのまま。ヴァンスカとミネソタ管弦楽団の組み合わせは、完全に自分好みの音ですね。マーラーに「美しい」と言う表現がふさわしいのかどうかはともかくとして、事実、美しい演奏であります。これは3月にリリースされる第6番も楽しみだわ。
こうやって考えると、クラシックも「こうあるべき」という色眼鏡や既存の常識に縛られずに、自分の好みに耳を任せて聴き、判断するのが最も正しいのだね。自分のジャッジがベストである、と信念を持って聴くのが健康的なのかも。それが難しいのもクラシックではあるけれども。とりあえずは、ヤルヴィ&カンマーフィルと並んで、ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団の組み合わせは大好きな構成となりました。
いや、本当にこのコンビはいいわー。