音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ドヴォルザーク:交響曲第9番 / ヤルヴィ, シンシナティ交響楽団 (2005/2017 CD-DA)

お次はヤルヴィの16枚ボックスセットより、この曲を。

ヤルヴィは若い頃から音の見通しの良さを意識して、レコーディングに臨んでいたのではないかと思わせるような作り。どれだけ弱音になろうとも、どれだけ楽器が重なろうとも、見える音を作ることを重視し続けているように感じられる。

ドヴォルザークの演奏としては中庸なのかもしれないけれども、土着性や気質のような物を敢えて取り払い、譜面を洗い出すことに専念した演奏であるかのように思えた。

うん。なんか今日は色々と見えて面白い日だな。クラシック脳は休むことなく開いているのかしら。