22時に就寝。3時過ぎに起床。
本日の朝一に。
様々な指揮者のシベリウスを聴いていたけれども、原点に戻るとなるとやはりベルグルンドのそれなのだよな。自分にとっての基準点。
指揮者によってカラーが大きく異なってくるシベリウスではあるけれども、美しさとしてのアイオープナーであったヴァンスカのそれ、新鮮な解釈を与えてくれた存在としてのパーヴォ・ヤルヴィのそれが自分の中では存在が現時点では特に大きく、そしてシベリウスを極めた存在として別格にあるのがベルグルンドではないかと。
派手な演出も、華美な演奏でもなく、シベリウスをシベリウスとしてあるがままに音として刻み込んだ演奏であると、改めて思った次第。
シベリウスの演奏として、行き着いたという意味合いにおいて枯れた演奏がここでは楽しめることが出来る。