DAP周りの環境を整理しました。
そもそもがAstell&Kern A&futuraのために構成されていたポタオデシステムなので、DAPをFiiO M11 Pro SSに乗り換えたことで、音の出口が再編されるのは当然の成り行きだったわけです。
ここまで何度か書いていることではあるけれども、FiiO M11 Pro SSは「ときめく」DAPなのです。もちろんA&Kもいいマシンでした。ある意味、ハイエンドを味わうことが出来たと言っても過言ではありません。
しかしながら、ハイエンドが自分のとってのいい音であるかどうかは、それはまた別の話。
そこに果たして「音楽を聴き続けるためのときめき」が存在していたかどうかは、疑問符を伴うところだったのですね。今思うと。
現状のポタオデ構成、FiiO M11 Pro SS+EFFECT AUDIO Maestro+TFZ No.3と言う価格的にもシンプルな組み合わせは、自分にとって音楽をときめかせるものなのです。長時間聴いていても飽きの来ない構成と言ってもいいかもしれません。
もちろんポタオデもオーディオなので、自分の好みが変われば、またこの構成を見直す時が必ずやって来ます。その様な先の話は、その時になってみてから考えればいいだけ。取りあえずは今に満足出来るかどうかが大切だと、そのような当たり前のことにようやく気がついたわけです。
だからこそオーディオはシステムだろうがポータブルだろうが、奥が深い物なのだと、今さらながら気付かされた次第なのであります。
ある種の求道でありますな。この世界は。