音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ブログを長く書き続けるコツ、のようなもの。

たまには音楽に全く絡まない内容なぞを。

ブログを長く書き続けるコツのようなものを。ノウハウではなく。

以下、思ったよりも長文になってしまいました。適当に書くつもりだったのに。

本文。

自分が書きたい内容を、浅く広く、時に深く掘り下げ、メリハリをつけて書くことで、何よりも自分への「ブログを書かないといけない」と言う負荷が減ります。

この負荷が曲者で、趣味で書こうとしたものが、いつの間にか義務になっていたり、読み手が面白いと信じている内容が、実は大した内容ではなく、「ウケない」と言う理由から撤退したりと、諸々ともったいないと思われるブログが非常に多いと、ここ20年ほどWebの片隅をさまよいながら考えていました。

義務である必要などないのです。面白い内容である必要などないのです。

書きたいことがあるならば、それを素材のまま提供する。そのような手抜きの料理店のようなものであっていいのです。

それでも書くことに疲れてきた、飽きてきた、と言うのであれば、切り口をたまに変えてみることもいいかもしれません。

・「おはようございます」の挨拶代わりに、その日の朝一に聴いた音楽を載せるだけ。

・Twitterのように、なんとなく思いついたことを呟くだけ。

・Instagramのように、音楽をほうふつさせるような画像を載せるだけ。

自分の場合、音楽のネタでブログを続けていますが、その音楽を掘り下げることを主旨とはしていません。ただの垂れ流しの日記なのです。これは。

そんなこんなを「一切考えずに」やってきたら、このブログが15年以上も続いてしまった、ただそれだけのことです。

まぁ、このようなコツなど、きっと長く書き続けている人などは、能動的に理解しているでしょうし、また、Webのあちこちに同様のアーティクルも転がっているでしょうけどね。

「深掘りしすぎないこと」

も、もしかすると、細く長く続けるコツであるのかもしれません。深掘りで長続きできる人はほんの一握りのはずです。よほど多方面に造詣が深い方でないと、それは難しいことではないかと、なんとなく感じています。

自分の話に戻しましょう。

ここまでの話を書くのに要した時間は10分弱です。ブログに時間をかけることは時間の浪費に過ぎないとも思っています。

短く、小間切れに、時間のある時に書く。時間のない時には生存表明的内容でお茶を濁して終わりにする。それでもなるべく毎日何かを書く。

それだけのことです。

また、肌感覚として、一般庶民がブログでアクセス数を稼ぐ、稼げる時代はとうの昔に終わったと思っています。

瞬間最大風速的にはそれが発生することもあるかもしれませんが、ブログを長く続けたいなら、数字はよそ者だと思ってやり過ごすことが一番。

同時に、存在するかしないかも分からない読み手の反応をうかがうことも、自分の首を絞める結果になる要因ですね。読み手の中の人などいないと思うことで、自分の自由に物を書くことが出来ます。それこそがブログの魅力であるはずです。

さて、15年続けると言うことは、書き始めの頃に30歳だった人間が、いつの間にか45歳になっていることを意味します。

当然の事ながら、若い頃のノリや勢いを持続させることなど出来ません。

その時々の自分の体力、精神力、思考体系に基づきながら書くこと。すなわち「川の流れのように」です。

と、つらつらと書いてしまいましたが、そんなこんなですよ。

・面白いことを書こうとしない。

・アクセス数など幻影。

・細く長く、自分とともに成長させるつもりで書く。

・書くことに時間をかけすぎない。

ほら、そんなこんなでした。