HDtracksからの水曜メールを眺めていたら、この作品がピックアップされていたので、価格を確認した上で購入。CDを買うよりも格段に安かった。
実に朗々と歌うマーラー。四角い演奏ではないけれども、音楽としての自由度の高さがうかがえる。
これは推測でしかないのだけれども、指揮者ごとの自由な解釈が許される、もしくは解釈がまだそれほど多く存在しない頃の「マーラーの演奏像」が固まる前の演奏なのではなかろうかと。
ちょっとこれ以上頭が働きませんね。純粋に「ああ、いいマーラーだな」と思いましたよ。
これまで聴いてきたマーラーで「こりゃ、自分の好みじゃないな」と言う演奏には、まだ幸いなことに遭遇してはいないのですが。