音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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マーラー:交響曲第5番 / クーベリック, バイエルン放送交響楽団 (1971/2015 96/24)

HDtracksからの水曜メールを眺めていたら、この作品がピックアップされていたので、価格を確認した上で購入。CDを買うよりも格段に安かった。

実に朗々と歌うマーラー。四角い演奏ではないけれども、音楽としての自由度の高さがうかがえる。

これは推測でしかないのだけれども、指揮者ごとの自由な解釈が許される、もしくは解釈がまだそれほど多く存在しない頃の「マーラーの演奏像」が固まる前の演奏なのではなかろうかと。

ちょっとこれ以上頭が働きませんね。純粋に「ああ、いいマーラーだな」と思いましたよ。

これまで聴いてきたマーラーで「こりゃ、自分の好みじゃないな」と言う演奏には、まだ幸いなことに遭遇してはいないのですが。