音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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マーラー:交響曲第5番 / ハイティンク, ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 (1971/2019 CD-DA)

さすがにここまで古くなってくると、マーラーの解釈も随分と異なってくるものだとある意味において感心。第一楽章こそヒステリックな演奏に感じられたものの、それは腰高に聞こえる録音のせいではないかと思いながら聴き進めていく。終わる頃には耳がすっかりと慣れて、安心して聴けるようになっていた。

とはいえ、どことなく線が細い(演奏は厚いのだけれども)、ナイーヴなマーラーに聞こえてくるから面白いもので。

ところで、この全集にはBlu-rayAudioディスクが付いてくるのだけれども、DAC経由で聴くと、なぜかCDよりもより腰も高く、線も細く、と、やや自分が聴くには辛い音質になっているのが謎でありました。要因としては、DAC経由で48/24に変換される際に何かしらの音への影響が現われるのか、それとも、そもそもBlu-rayレコーダーとDACとを繋ぐ光ケーブルが安物過ぎて話にならないのか、そのどちらかであり、どちらでもありといった具合でして。

で、ついね。この話の続きは多分明日にでも。