ブルックナー:交響曲全集より。
ベルリン・フィルでブルックナーを振った、小澤征爾、パーヴォ・ヤルヴィ、ブロムシュテット、ハイティンク、ヤンソンス、ティーレマン、メータ、ラトル、と錚々たる面々による全集。レコーディング時期は2009年から2019年。現代の指揮者、ベルリン・フィルによるブルックナー解釈をじっくりと楽しめる代物。
9CD+3Blu-rayDisc+1Blu-rayAudioに加えて、ハイレゾ音声ダウンロードコードとデジタル・コンサートホール7日間無料試聴のヴァウチャーも付いてくる豪華仕様。早速ハイレゾ音声を全てダウンロードして、まずは今まで聴いたことのなかった第2番を再生。理由は指揮者が好き好きヤルヴィだったからでありますよ。
ああ、ブルックナーだ。
全体を覆う静の中に、躍動する動。日本の芸術文化の根底にある何かにどこか共通しているようなその世界観が、徐々に自分をとりこにしているような感覚があるのですよね。
このような全集、ましてや長尺なブルックナーですから、Blu-rayを一気に見るわけにもいきませんが、例によってノンビリじっくりと鑑賞しようと考えております。まずは軽いジャブでハイレゾ音声にて鑑賞でありました。
老後の蓄えと言いますが、年末年始に鑑賞しようとたくらんでいる物が、どんどん増えていきますが、何と言いますか、週末だけでもいいので、1日36時間くらいになりませんかね。