音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ブルックナー:交響曲第4番 / マゼール, バイエルン放送交響楽団 (1999/2010 CD-DA)

とんでもない集中力を求める演奏。これは聴き手も演奏者も辛かろうに。

と、のっしのっしと歩むブルックナー第4番。ロリン・マゼールはこのような解釈を持って臨んだのか。これはなかなかに、なかなかですな。

牛歩と言うと聞こえは悪いが、確実に一音一音、音を踏みしめて歩む姿は、牛か象かと言った世界。

久しぶりのクラシックが、とんでもないくじを引いてしまったようだ。

これならもう、他に何が来ても怖いものはないな。