音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 / ロナルド・ブラウティハム, ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ, ケルン・アカデミー (2019 96/24)

ブリリアント!

フォルテピアノによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番。実に軽快で色鮮やか。主役の音色はもちろんのこと、それを支える演奏も実に軽やかに回っていく。

もちろんモダンオケやモダンピアノによる演奏も素敵なのだけれども、作品の特徴がより浮き彫りにされると言う点において、この演奏は実に素晴らしいアイテムではないかと。

総じてクラシック音楽が陥りがちだと思っている、重厚さと推進力との掛け違えが発生していない点において、これは自分好みの演奏であります。

Piano Concertos -Sacd-