先日WOWOWで放送された最新ライヴ映像も素敵だった徳永英明のこの音源版。音だけに集中出来るので、じっくりと今の徳永英明の歌に没入しながら聴いた次第。
静から動へと移りゆく構成や、カバー曲と遜色のないオリジナル楽曲の力とを堪能。もちろん80年代の楽曲を歌う際にあの当時の澄んだボーカルはないものの、円熟の一言がふさわしいボーカリゼーションをじっくりとね。
それにしても若い頃に聴き流してきたアーティストの、その元来有していた歌や演奏の底力という物に次々に気付かされるここ数年でありますな。過去と今の間に存在していたミッシングピースが見つかって嵌まっていく感覚。
