音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

VOCALIST 3 / 徳永英明 (2007)

で、こちらは1,250円也。買おうかどうか一瞬迷ったが、「喝采」が入っている限定盤Bなので、もしかしたら次にお目にかかるまでには時間がかかってしまいそうだと判断して、えいやっと購入。それでも平均すれば1枚あたり700円弱ですから、そう思えば安い買い物だ。

3作目ではずいぶんと新しい曲に挑戦。両方とも映画から派生した楽曲というのはただの偶然だろうか。いずれにせよ、僕が唯一知らなかった曲だったのに、徳永英明がしっかりと咀嚼してくれたために、すんなりとVOCALISTシリーズの一員として耳に入ってきた。

時代を選ばない選曲というのは、このシリーズの一つの特徴でもあって、恐らく「曲が良ければ歌う」といったシンプルな精神で楽曲にチャレンジしているのではないかと思われる。それはきっと歌手にとっても聴き手にとっても幸せなことで、偏りがないからこそ世界は広がっていくというものでもあって。

こうやってしばらくぶりに初期3枚を一気に全曲聴くことで、僕はこのVOCALISTシリーズが大好きである、また、その理由もはっきりしている、ということがよく分かった。本当はこの「3」が最終章になるはずが、「4」「VINTAGE」と長々と続けてしまっているのは愛嬌か。売れる企画を止めるわけにはいかないでしょうな。「6」の発売も控えているというニュースもあるなかで、僕はまだまだ徳永英明に期待をしてしまうわけであります。また、ドラマーの青山純は亡くなってしまったけれども、他にも魅力的なドラマーが叩いているシリーズでありますから、期待度はやはり変わらないわけであります。

アレンジャーが変わっちゃったら、もうどうにもならないけれどもね。