音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 / アシュケナージ, プレヴィン, ロンドン交響楽団 (1975/2014 SHM-CD)

このデーモニッシュなプロコフィエフのピアノ協奏曲を、デーモニッシュそのままに弾くことが出来るのもアシュケナージなのだよなぁ。などと感銘を受けているのだか、感心しているのだか、よく分からないような夜明けのプロコフィエフ。

マーラー:交響曲第7番 / ヴァンスカ, ミネソタ管弦楽団 (2020 SACD)

柔らかく、水彩画のようなマーラー。これがヴァンスカとミネソタ管の音ですね。ガツガツと鬼気迫るマーラーも格好いいのだけれども、このように流麗さ、エレガントさが勝るマーラーもよいじゃない。「よし、マーラー聴くぞ」と無駄に肩に力が入ってしまうも…

TIME IS OF THE ESSENCE / Michael Brecker (1999/2016 SHM-CD)

SHM-CDにて買い戻しの1枚。リアルタイムで聴いていたはずなのに、ここにはほとんど記録がなかった。確かに本作は少々自分にとっては背伸びが必要とされたアルバムであったことは間違いなく。全体的に渋いのです。その渋さが、50代も見え始めた今になり、よう…

旅路二季節ガ燃エ落チル / eastern youth (1998 CD-DA)

ディスクメディアで再生するロマン。これが中年男性の生き様ですよ。もとい。30代で聴くeastern youthと今になって聴くeastern youthとでは、その心への染みこみ方が全く違ってくるのだな。

kocorono 完全盤 / bloodthirsty butchers (2010 CD-DA)

ナンバガにヤラれたので、こうなったらブッチャーズ聴くしかなかろうと。スピーカーで聴いていたのだけれども、どうしても吉村秀樹の全てを耳にダイレクトにぶち込みたかったので、ヘッドホンにて爆音再生。改めて書くほどのものではないけれども、人間のペ…

SAPPUKEI 15th Anniversary Edition / NUMBER GIRL (2000/2014 SHM-CD)

効く、なぁ。たまに聴く程度のアルバムなのだけれども、今聴いても、とにかくよく効く。耳から全身に向かって楔を打ち込まれているような感覚。これが21年前のロックですか。これがメジャーでリリースされていたのですか。これがロックファンに迎え入れられ…

Sugar High / 鬼束ちひろ (2002/2009 SHM-CD)

個人的に、初期3作の中ではこのアルバムを好んで聴くことが多いように思います。鬼束ちひろを取り巻く様々なものが削ぎ落とされて、限界までストイックなアルバムではないかと。そう言った意味では剥き出しの鬼束ちひろが表現されているような気がしているの…

宇宙 日本 世田谷 [Remaster] / Fishmans (1997/2016 SHM-CD)

瞬間瞬間でストンと向こうの世界に落ちるものの、どうにかこうにか最後まで聴き通す。疲れている日にこのアルバムは、そりゃぁ、眠ってしまってもおかしくないわけで。

PUNCH DRUNKARD / THE YELLOW MONKEY (1998/2013 BSCD2)

痛快ロックンロールで格好いいなぁ…。

Jazz Funk Soul / Jazz Funk Soul (2014 96/24)

昨日は都心まで半日外出。都心に出ると歩く距離も長くなり、暑さもあって、いやぁ、へばった。今頃になって疲れが現れ始めましたよ。と言うことで、ソフトなインスト音楽を引き続き。

HUMAN / T-SQUARE (1993/2015 DSD64)

ソフトかつインストな音楽を聴きたい気分だったので。今さらになっていいアルバムだと思える作品であります。

ICE TRACKS Vol.01 / ICE (1998/2012 SHM-CD)

引き続きヘッドホンにて。この時期のICEは好物ですよ。全てにおいてクールビューティーと言う単語がふさわしい音楽。ただのオシャレ系じゃありませんぜ。

THEE GREATEST HITS / thee michelle gun elephant (2009 SHM-CD)

3時に目を覚まし、このアルバムをヘッドホンにて2枚連続で聴く。朝方のthee michelle gun elephant。脳に叩き込んで、諸々澱がたまったような気分を吹き飛ばす。チバユウスケは最高にイカしたロッカーであることを再認識しながら。

THE POWER SOURCE / JUDY AND MARY (1997 FLAC)

散歩に出掛け、朝食を摂り、そしてこのアルバムを。今日は午後から出掛けるので、午前中は基本的に時間潰しですな。音楽もそのような感じで。

three cheers for our side / Flipper's Guitar (1989/2010 SHM-CD)

SHM-CD強化週間の一環として。再生した瞬間にガッツポーズ。2006年のリマスタ音源ではなく、1989年のオリジナル音源ですよ。このアルバムを購入するのもこれで3回目。ところが1回目のオリジナル音源をHDDに取り込まずに処分してしまったために、聴いていたの…

1986 OMEGA TRIBE 35th Anniversary Album "To Your Summertime Smile" / 1986オメガトライブ (2021 FLAC)

心地よく眠っておりました。カルロス・トシキのボーカルが爽やかすぎるのがいかんのだな。

ACCESSⅡ / access (1993/2017 96/24)

うん。やはりゾノトーンには薄ぼんやりとした、何とも形容しがたい疑問を抱えていたのだと、今ならば分かる。スッキリした音でaccessも楽しめます。

Family / スガシカオ (1998 FLAC)

交換して使っていたゾノトーン。確かに最初から印象は「ドンピシャ!」ではなかったのです。なので、ワイヤワールドのケーブルも即売りせずにとっておいたのですよね。個人的なインプレッションでは、ゾノトーンはファットで元気なのだけれども、繊細さにや…

Relief 72 hours / 国分友里恵 (1983/2013 BSCD2)

ボトルコーヒーを飲み続けてカフェイン連投。ようやく少し頭が動き出したと思ったら、もうお昼ですか。ところで、BSCD2でもそうなのだけれども、リッピングした音源よりも、ディスクメディアからの再生の方が、よりエッヂィなのはなぜだろう。ここは一つ、NA…

DRUG TREATMENT / 黒夢 (1997 FLAC)

全くもって頭が回ってこないので、ここは一つ、黒夢さんにキツい蹴りを入れてもらおうかと思ったのですが。あまり効果はありませんでしたね。眠くはないのだけれども、とにかく頭が働かない。

True / L'Arc~en~Ciel (1996 FLAC)

本日の朝一に。よく眠り、ボンヤリと起きる。ゆっくりと立ち上がりをかける朝。

Crème de la Crème / T-SQUARE (2020 SACD)

間に食事をはさんで、Disc2を。先日記した「坂東慧問題」も、このディスクでは何も気にならないのだよね。むしろ、自分が離れてた時代のT-SQUAREにも、いい曲はあったのだなぁ、と感じさせてくれるほど。

Tales from the Hudson / Michael Brecker (1996/2016 SHM-CD)

午睡明けの薄ぼんやりとした頭で聴いた。それでも格好いいものは格好いい。

TIMELESS PIECE / 高野寛 (1992/2012 SHM-CD)

実はSHM-CD再強化週間なのです。今のシステムならば、この高音質ディスクの威力を発揮出来ると気がついたのです。特にサウンドのエッジが、従来のディスクと比較して明瞭になるのです。…2年ほど遅いな。気がつくのが。

BRIGHT SIZE LIFE / Pat Metheny (1976/2017 SACD)

今日の午前中は曇り空を見遣りながら、パット・メセニーを中心にお送りしました、とさ。

beyond the Missouri Sky / Charlie Haden & Pat Metheny (1997/2016 SHM-CD)

深遠なる思慮。

Sound of Summer Running / Marc Johnson (1998/2016 SHM-CD)

夏の光景、季節の記憶。

シベリウス:交響曲第5&7番 / バルビローリ, ハレ管弦楽団 (1966/2021 FLAC)

んー。あれ?名作と呼ばれる彫刻があるとします。それを前にして、この上なく精巧に描画された平面を見ているような感覚に陥った、とでも言えばいいのでしょうか。「やけにリアル過ぎる」と言葉を発した場合の、その中にあるネガティヴな感覚をすくいとると…

オマケ

「私だけが理解出来るのだー!」的な何か。「私の言葉こそがこの音楽を語れるのだー!」的な何か。「本質を知りたければ数をこなせー!」的な何か。「当然あれは聴いてるよねー?」的な何か。

クラシック音楽評論における無自覚による言葉の暴力について(そんなに大げさなものではない)

このような言葉の曼荼羅、それも出口の見えないタチの悪い曼荼羅を編む術を駆使して、音楽を自分だけの所有物にしようとしているのではないか、とか、読み手が何を欲しているのかを意図せずに自分の世界を押し売りすることに自覚のない専念をしているのでは…