本日のハイレゾ。
初めてDSD128の音源を聴いたときには「音の定位がない!」と一瞬混乱を起こしたものですが、PCM録音が比較的一点集中に強い録音をするのに対して、DSD128は音場を広く取ってその広い空間をフルに使い切ることに意味があるのだということに気がついてからは、何の違和感も無く聴けるようになりました。PCMにはPCMの、DSDにはDSDの良さがあるということを知るいいきっかけになった1枚なのであります。
と、良質のハイレゾ音源に関しては、ついつい音質などの話が絡んできてしまうから、純粋に音楽を聴くという行為にいそしめないというのは事実なのだよな。これが「普通の」ハイレゾ音源であったならば、別に何も考えずに聴き流すことが出来るのです。果たしてそれがメリットかどうかは別として。