音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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残酷な天使のテーゼ / 高橋洋子 (1995/2013) Hi-Res

エヴァンゲリオンサントラハイレゾ版に収録されている1曲。発売当時から「どうせハイレゾにしたところで、そんなに音が変わるわけでもなし、リマスタと言ったって大袈裟なぁ」とほとんど無視をしていたのだが、なぜか、今さっき、急に魔が差して「でもなぁ、192/24だろ?ちょっとくらいは違うんじゃないの?」と思い、急遽ダウンロード。で、聴いてみた。

わはははは。

なんじゃこりゃ。床を這うようにうねるベース、スピーカーのセンターにどっしりと立つボーカル。こんな強靱な音の世界は想像すらしていなかった。正直シャッポを脱いだ。すまんかった。20年前の音源をしっかりとトリートメントして、そして現代的に寸分の狂いなく再構築すると、なぜか筋肉質に生まれ変わっていたという、ある種リマスタハイレゾ物のリファレンスと言ってもいいかもしれない。

おいおい。アニソンでここまで真っ当なリマスタハイレゾが作れるんだぜ。それ以外の邦楽ポップス物は一体何やってるんだよ。うかうかしている場合じゃないってばよ。