全くの予備知識無しにHDtracksの新譜コーナーから「Gospel & Religious」というジャンルに釣られて試聴をしてみたら、見事に釣られたといういかにもな出逢いの作品。ジャンルからしてキリスト教に基づいた楽曲なのだろうけれども、中身は非常にポップ。そして妙にフュージョンらしい曲が多いと思ってサクッと調べたら、このお方、実はフュージョンギタリストだったのね。いや、予備知識がないというのは、そう言うところで妙なバイアスが全くかからないから、純粋に自分が「良い」と思った作品に遭遇出来るというメリットがあるわけであって。
さてはて、それでこの作品もハイレゾなわけだけれども、ロック＆ポップスでハイレゾの恩恵を授かるのはやはり洋楽なのだということを再認識させられた次第。そう考えると、やはり「自分にとっていい音楽」かつ「いい音」の「邦楽ハイレゾ」というのは、実に、実に実に実に少ないのだということを今度は逆に痛感させられるわけだな、これが。
