音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

当コンテンツではアフィリエイト広告を利用しています

Tracker (Deluxe) / Mark Knopfler (2015 ハイレゾ 96/24)

192/24でしか提供されていないハイレゾ音源をWalkmanに格納する際、とにかくそのファイルサイズに辟易するわけで。かつそのアルバムが「全く聴かないというわけではないが、入ってないといざという時に困る」という作品だった場合、本当にその存在は困ったもので。

そこで当たり前の解決方法にたどり着いた。単にダウンコンバートすればいいんじゃないかと。192/24は96/24に。

それは何?以前、DSDファイルを44.1kまでダウンコンバートしたことと考え方が同じじゃないかって?いや違うんだよ。

前提にあるのは「全く聴かないというわけではないが、入ってないといざという時に困る」ということなので。過去のDSDファイル群に関してはしょっちゅう聴く音楽だったので、躊躇することなくそのまま格納しているのだけれども、その前提があるからこそファイルサイズがやっかいになってくるもので。

あとは「聴き比べ」をじっくりとでも行わない限り、そのダウンコンバートは大局に影響しないと言うこともありまして。そう。聴き比べなければね。そうすれば全ては丸く収まる。丸く収まるなら角を立てる必要はない。ま、そういうことです。

しかし、片やMP3ファイルを捨ててFLACへと乗り換え、片や192から96へのダウンコンバートを行うという、このアンビバレンツな自分の行動。いいのです。自分がそれでいいと言っているのだから。

ということで、そのMP3→FLAC攻撃と、192→96攻撃を同時に受けた被害者がこのMark Knopflerだったのでありました。だって、自分にとって、そう言う存在なのだもの。全く聴かないというわけではないが、入っていないといざ聴きたくなった時に困る、と。

ということで、いままで無下にされていたハイレゾ音源も、ダウンコンバートという解決なのか逃げの一手なのか、よく分からない方法で…まぁ、解決したわけであります。