ついに人生初の「レコード芸術」誌を購入してしまった。だって、パーヴォ・ヤルヴィの特集だったのだもの。山にいる最中に発注したのだけれども「これで、君もクラシック沼へようこそ」とは友人の談。
ということで、昼寝をはさんでの午後4時。このディスクを聴き終える。どうして買っておきながら、今までなかなか聴く機会がなかったのかと謎なくらいに、痛快な一枚。N響の演奏も非常にダイナミックかつ振り落とされそうな所で全く落ちない盤石さで、音楽を堪能させてくれる。
思えば、これまで何人かの指揮者との出逢いがあり、その度にどんどんとクラシックの森へと分け入って来たのだけれども、ヤルヴィはその中でも最もインパクトが強く、現役の指揮者では最も「追いかけたい」と感じさせられた指揮者なのだよな。無論、それ以外の指揮者を無視するという意識は全くないけれども。
まぁ、そう考えると、クラシック沼にはもう片足突っ込んでますな。