寝ても覚めてもこのアルバム。
起きたので、今度はスピーカーにてリスニング。
アレンジ面でさすがと唸らされた楽曲を。「みずいろの雨」ですね。コンパクトなのだけれども、鳥山雄司のアレンジが光りまくっております。
ボッサから始まって「この曲をそう持ってくる?」と思わせた瞬間に、そこからいきなりのスパニッシュ=ラテンへの変化。その組み合わせ技に一本取られました。
そしてこの楽曲のオリジナルアレンジが持つ、ワンポイントな肝となるラスト、一瞬のブレイクを活用し、そこからまたしてもボッサへと戻す、その技の切れ味が何とも素晴らしい。
カヴァーされるにあたってどのようなアレンジが飛び出してくるのかスリルの多いこの楽曲を、このように料理するとは…お見事です。