あまり聴いていないこの音源に目が止まったのですよ。ニールセン。なぜに持っているかと言えば、その当時、パーヴォ・ヤルヴィにどハマりしていたからですね。
ニールセンには「何だかよく分からない」という印象を持ち続けていたのだけれども、それは経験と記憶が上書きされていなかったからなのね。今聴いてみると、ごくごく普通にスリリングかつ朗々とした作品として捉えられますよ。いいじゃん、これ。ある意味王道だと思うのだけれども。王道過ぎて存在が地味なのかしらん。
それにしても、パーヴォさん、やっぱりティンパニの音がお好きなのね。その音がやけに生き生きと響き渡るように感じられるのです。