音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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CoMOVE / DEZOLVE (2023 48/24)

私が好き好き、みんなも好き好き、DEZOLVEのお待たせしました、いや、お待たせされました、新作。軽くwktkしながら0時解禁を待ち構えておりました。

…なに、この1曲目からしてぶっ飛んだ、頭が混乱するほどの音符の洪水。でもその洪水もリフとして繰り返されるので、すんなりと身体に馴染んでくる、この正の、いや、正義のアンビバレンツ。

この時点で軽く卒倒しそうだ。

その後も楽曲毎に、いや、楽曲の中でのフレーズというフレーズが終わるたびに、思わず変な笑い声が出てしまう展開。キメはあってもクサさは皆無。これが新世代のフュージョンバンドであるゆえんかと。

これまでは楽曲の雰囲気が先行するか、もしくはテクニックが先行するか、ややヴィジョンがうまく融合しきれない要素もあるように感じられていたのですが、今作ではその手の心配は全く無用。完全にそのジャンルの名の通り、フュージョンしております。

ここにきて何段も飛び越えてネクストステージに上がりましたね。他の追随を一切許さない存在になりました。こうなったらもう日本のフュージョンがガラパゴスだとは言わせない。こんなにも楽しませてくれる楽曲を作り、聴かせ、うならせてくれるバンドがここにいる!

CoMOVE