音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番&第2番 / アリサ・ワイラースタイン, パブロ・エラス=カサド, バイエルン放送交響楽団 (2016 44.1/16)

ショスタコーヴィチの魅力は静寂と爆発の強烈なコントラストの中に見出せるものなのだな、と思いながらこれを聴きつつ洗濯物をたたんでいました。まぁ、洗濯物はともかくとして。今の自分は、ワイラースタインの演奏についてどうこうで述べる、述べられるの…

DREAMS COME TRUE THE BEST ! 私のドリカム / Dreams Come True (2015 44.1/16)

Disc3で柔らかく鼓舞されてみる。そしてささやかかもしれない幸せも少しだけ噛みしめてみたりもする。そんな気分になれる陽気なのですよ。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 / ピエール=ロラン・エマール, ニコラウス・アーノンクール, ヨーロッパ室内管弦楽団 (2003 44.1/16)

先日聴いたバルトークが非常に好印象だったので、ピエール=ロラン・エマールとアーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を図書館にて接収。まずは第3番を聴いた。薄氷の上にさらに薄く膜を張る水。そこを波紋を立てず…

infinite Resonance 2 / fripSide (2023 96/24)

アルバム開始5秒で完全にfripSideの世界を構築してしまうあたり、最早これは八木沼悟志による伝統芸能の世界ですね。何も足さない、何も引かない、何も変わらない。それがあまりにも素敵すぎて、頭がクラクラしてくる。そしてこのツインボーカルも、改めてよ…

double Decades / fripSide (2022 96/24)

帰宅後に。fripSideを聴く時は決まって体調がいまいち思わしくないのでありますよ。特にこのところは。きっとエネルギーが欲しくなって聴くのでしょうね。

infinite Resonance / fripSide (2022 96/24)

帰宅時に「ナタリー」を開くと、そこにはfripSideの新譜が明日発売になるとの情報が。全くもってキャッチアップ出来ていなかったのです。そのことに衝撃を受けつつこれを聴きながら帰宅。

バルトーク:ピアノ協奏曲集 / ピエール=ロラン・エマール, エサ・ペッカ・サロネン, サンフランシスコ交響楽団 (2023 192/24)

バルトークのピアノ協奏曲を一人のピアニストの演奏で通して聴くのは初めてのこと。トータル感を持って聴いてみると、改めてピアノ協奏曲におけるバルトークはジャズであるな、と。ジャズの定義などは無いに等しいのだけれども、私はこれをジャズだと感じる…

シベリウス:交響曲第3番&第5番, ポヒョラの娘 / サントゥ=マティアス・ロウヴァリ, エーテボリ交響楽団 (2022 96/24)

鮮度の高いシベリウスと形容すればよいだろうか。ピチピチでビチビチなのだけれども、それが厚化粧や暑苦しさには繋がっていない。ギリギリの線で踏みとどまっているところに、ロウヴァリが持つ不思議な矜持があるようにも思えるのだよね。実に新時代的なシ…

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 / ユジャ・ワン, グスターボ・ドゥダメル, ロサンゼルス・フィルハーモニック (2023 96/24)

病院から帰宅。結局待ち時間が非常に長く、終日休となりました。この夏以降の状況を医師に説明したところ、睡眠時無呼吸症候群を疑われました。確定したわけではありませんが、もしそうであるならばストンと腑に落ちる。とにかく睡眠中にやたらと目を覚ます…

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番~第4番 / ユリア・フィッシャー, ヤコフ・クライツベルク, オランダ室内管弦楽団 (2011/2019 96/24)

あまりもの体調不良と体力低下により、本日は午前休をもらうことに。この状態が長く続くので医者にも診てもらおうと。これを聴き終えてから出掛ける。まるっと聴いてしまうくらいに長い間、室内でじっとしていたのです。聴いていた、と言うよりは、流してい…

Sonicwonderland / Hiromi's Sonicwonder (2023 96/24)

上原ひろみが真摯に今のジャズと向き合い、今考え得る最高のメンバー達と作り上げた作品なのだと、そのような当たり前のことにようやく思い至った次第。やっぱりこの人が持つ音の引力は、私にとっては非常に強力なものであるわけですよ。

Accentuate The Positive / Van Morrison (2023 96/24)

本日の朝一に。ヴァン・モリソンの最新作で。オールド・ファッションではあるけれども、人生を知り尽くした渋さを持つロックンロール。生きていれば人の時は何度でも巡るものだと思いながら。

HOPE / 遊佐未森 (1990/2006 44.1/16)

解像度高めのイヤホンとDAPとの組み合わせで聴くと、えらく手の込んだアレンジであることが判明するわけで。構造解析的に聴くとこののほほんとした世界が全く別物に見えてくるから興味深い。マクロ的に聴くかミクロ的に聴くかで、見えてくる世界が大きく異な…

First Love [Remastered 2014] / 宇多田ヒカル (1999/2014 96/24)

物欲と戦いながら聴いていた。多分買ったと思うのだけれども、数日中に負けるかもしれない。 ++++++++++このアルバムは長らく「宇多田ヒカルの習作」だと思い込んでいたのだけれども、今聴いてみると「当時の洋楽マナーに肉薄すべく則った、邦楽にしては規格…

Lifetime / GRAPEVINE (1999 44.1/16)

自らの中にある何かしらの追憶とともにこのアルバムを。先に聴いたブッチャーズが、天王洲アイルにあったあの当時勤めていた旅行会社の自社ビルに閉じ込められていた頃の自分を鮮明に思い出させるのであれば、バインのこのアルバムは、大久保にあった外資系I…

kocorono [最終盤] / bloodthirsty butchers (1996/2016 44.1/16)

particleofsound.hatenablog.comいつの間にかあれから10年が経っていたのか。そんなことには全く気がつくこともなく、イヤホンにて堪能。吉村秀樹の解像度の高いギターに、私のこの魂にこびりついた垢を擦り落として、いや、剥がし落してもらうべく。 bloodt…

シブがき隊 GOLDEN J-POP THE BEST / シブがき隊 (1998 44.1/16)

買い物に出掛けたのはよいものの、店員さんの姿勢と在庫があまりにも萎え萎えだったので、気分も萎え萎えで帰宅。欲しかった物はオンラインショップで発注しました。気を取り直して、たまっていた洗濯物をたたみながらシブがき隊を。シンガロングしつつ。と…

シングルコレクション+アチコチ / 坂本真綾 (2020 44.1/16)

ここまで部屋でじっとしておりました。真綾さんのシングルコレクションで癒されつつ。昼も過ぎたし、少し体力も戻ってきた感もあるので、そろそろ動き出しましょうかね。

glow / 水瀬いのり (2022 44.1/16)

非常に疲れております故に、水瀬いのりでソフトなエナジーを補給。月初3連休最終日であります。初めの2日間は名古屋まで旅行に出掛けておりました。初日に9kmほど街中を歩き、それだけで体力的に疲れ果てました。鶴舞は「とん八」にて最上級に美味しい味噌カ…

スナックJUJU 〜夜のRequest〜 『帰ってきたママ』 / JUJU (2023 Spotify)

JUJUのボーカルは打ち込みサウンドとの相性が少々悪いように思うのだけれども。ましてやそれと同様に打ち込みとの相性の悪いこの時期の昭和歌謡との組み合わせになると、ことさら心許なさが増すように思えるのだよね。一方で昭和歌謡的アレンジのゴージャス…

シベリウス:交響曲第5番 / サー・ジョン・バルビローリ, ハレ管弦楽団 (1966/2020 192/24)

「日はまた昇る」シベリウス第5番の最終楽章とはそう言うものではないかと。 +++++++60年近くも前のこの録音を聴いていると、「クラシック音楽の正解とは何か?」と深く考えさせられてしまう。録音技術が進化し、演奏をパッケージすることが普遍的になって以…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / ロナルド・ブラウティハム, ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ, ケルン・アカデミー (2019 96/24)

フォルテピアノのエッジの丸さが室内管と溶け合い、ソフトな語り口の演奏を楽しませてくれる。快刀乱麻なそれではなく、快闊に聴かせてくれるとでも言えばよいか。