The Birthdayの楽曲を初めて正面切って聴いた。なぜだか知らないけれども、今まで避けて通っていたのだよな。チバユウスケはTMGEでもう終わったと勝手に決めつけて。でもここでもチバユウスケはチバユウスケじゃないか。演奏こそ、どっしりとした渋い大人のサウンドに変化したしたけれども、このハードボイルドな世界、すなわち何かを語っているようでしかし何も語ってはいない男の悲哀の視線は正にチバユウスケそのものだ。
これが巡り合わせのタイミングというものなのだな。今まで聴いていなかったのには、理屈ではない理由がきっとあったのだろう。