音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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cut 20200622-0623

20時過ぎ。

秋田は日本海岸まで車を転がしていた仙台在住のオーディオのお師匠様から「ただいま」のLINEが入る。自分はDA PUMPの1stアルバムをSHURE AONIC 50で聴いている最中。

いつものジンのソーダ割りは、ソーダ水のペットボトルが2本目に入っていた。

他愛のない会話をスマートフォン上で繰り広げながら、先に師匠様が落ちたのを見届ける。ヘッドホンから流れていたのはUNLIMITS。

居間に出ると興味深いテレビ番組が。

自分にしては珍しく番組を一本見通し、それを一緒に観ていた母と軽いディスカッション。この時点で、二本目のソーダは既に空いていた。

冷えているソーダ水もなくなり、焼酎を水割りで。芋。

出ていたことを知らずに、慌てて購入した井上陽水を特集した雑誌を読み始める。アルバムは『陽水Ⅱセンチメンタル』を。

今晩は文字がすんなりと頭に入る。酔いは十分に回っているはずなのだが。

ページを繰りながら、井上陽水にまつわる様々なカラクリを知って声を上げたり笑いをこぼしたりしながら『LION & PELICAN』へ。雑誌の特集部分を全て読み終える頃、既に日付が変わっていたことを知る。

水割りは2杯目に入る。それを持て余すことなく、雑誌は終わってもアルバムは聴き続ける。そしてラストトラック。「背中まで45分」。

そして、今、1時半を回ったところ。指がもたつくことなくキーボードの上を滑る。眠るタイミングを逃し、アルコールもまだ入ってくる余裕を感じている。

久しぶりにナチュラルな覚醒の夜。もう少し味わうことにする。おそらく自然と寝落ちするまで。

EXPRESSION