音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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BADモード / 宇多田ヒカル (2022 96/24)

改めてじっくりと対峙して聴く。

極限までに磨き上げられた大理石と、極上のベルベットカーペットとの調和を見ているかのような音世界。

何人たりとも寄せ付けない、至極丁寧に作られたサウンドスケープと、どこまでも怜悧なボーカルとの融合が、それを想像させたのかもしれない。

宇多田ヒカルとは実にワンアンドオンリーな存在であると、聴く度に強く再認識させられる作品。

BADモード (通常盤)