音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

ブラームス:交響曲第4番 / ジョージ・セル, クリーヴランド管弦楽団 (1966/2017 44.1/16)

相当しばらくぶりに聴くセルさんのブラームスは、自分が勝手にイメージを膨らませていたよりも直線的だったのね。これは意外な収穫。

クラシック音楽の自分の中にあるデータベースは、まったくもって脳内に定着されないものだから、しばし時間を置くと完全に記憶がリセットされてしまいますな。

60年近くの前の記録なのだからさすがに録音には古さを感じさせるものの、演奏は定番的な匂いを感じさせて、実に聴きやすい。現代のブラームス演奏に近しいものを感じた次第。

ブラームス:交響曲全集(完全生産限定盤)