お師匠様曰く「家電メーカーがイヤホンに手を出すとどうしてこんな音になるんだろう」ということで「SONYがカナルを出し始めた頃の音と同じだよね」という結論同意に落ち着く。そんなこいつの使い途というか俺的使いこなし方がようやく見えてきた。
一般的な「フラットな音」という評価は、カナル型イヤホンを使って爆音で音楽を楽しむという耳に対する自傷を行っている方々の評によるものであり、すでに聴力に若干の衰えを感じつつあるこの耳においては小音量で使うより他にない。で、その小音量においては低音が相対的に浮き上がってしまうがために、自分にとって「使えない」イヤホンの烙印を押されたというのが事の顛末。
ということで滅多に使うことのないiPodのイコライザを使ってみた。トレブルブースター。ナイス。これによって結果としてボーカルがうまく浮き上がる音に仕上がり、入眠時イヤホンとしての条件を満たす「命が首の皮一枚でつながった状態」となったわけであります。