音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

真っ赤な太陽 / 美空ひばり (1967/2015 ハイレゾ 96/24)

美空ひばりベスト 1964~1989 (24bit/96kHz) - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
美空ひばりのハイレゾには前々から興味があったのだが、ジャズを歌った物や民謡を歌った物といった、ある種の企画的なニュアンスの強いハイレゾ音源ばかりだったので、全くその気になれずにスルーしていた。

それが今回、テープ録音のシングル曲ベストがハイレゾ化されるということで「こりゃ、やっぱり聴いておかなきゃならんでしょ」と、エンジニアのインタビューを読みつつ、試験的にこの曲を購入。こういうハイレゾ購入は自分的にアリですよ。なにせオリジナルがアナログマスターというところで、ハイレゾの威力の本領発揮が期待出来るじゃないですか。

そして再生。インタビューにあったように、音圧を詰め込んでいない。foobar2000のメータを見ても、ダイナミックレンジにかなりの余裕を持たせて録音してることがよく分かる。そのため、ボリュームを思いきり上げて再生。これがいい感じに破綻せず、また当時の歌謡曲に欠かせない「アレンジの妙」を味わえるハイレゾ化がなされていて、非常に満足いく結果に。

とはいえ、僕は美空ひばりをそれほど聴いていないことから、アルバム全曲を購入するには至らないけれども、とりあえずもう1曲くらい聴いてみてもいいのかもしれないね、などと思った次第。やはりアナログマスターというのは一つの財産だわ。CDレベルの44.1/16マスターしか残っていないというのは、もう、時代の悲劇としか言いようがない。