いやぁ…。
とにかく音がレイヤーになっていることが明確に分かる。トラックダウンされた音が、しっかりとトラックごとに聴き取れるとでも言えばいいかな。そして音数が多くとも少なくとも、聴かせどころをしっかりと聴かせてくれるのもまたすごい。すなわち、作り手の意図をはっきりと伝えてくれるシステムに仕上がったと言うことなんだな。
同時に思ったのは、柔と剛は一つの中に両立するのだと。それは音の強弱と言い換えてもよいかもしれないけれども、しなやかさと強さとがしっかりと楽曲のかたまりの中に生きているのだとわかっただけでも、なんだか胸が一杯になりましたよ。
オーディオってここまで自分に感動を与えてくれるものだったのか。明らかに新たな扉を開いてしまった。