手駒にあったのよね、これ。なかなか聴ける機会がなかったので、ようやくここでひもといた。
ベームとウィーン・フィルのベートーヴェンは第6番をESOTERICのSACDで持っていたのですが、これがまた非常にまろやかかつ芳醇な演奏で。それを期待してこのDSDファイルも購入していたのです。
そして期待に違わず、なんともマイルドな音世界が展開されるベートーヴェン。
1972年という古さ、その当時の音の作りを今の技術でブラッシュアップして表現されると、ここまでリッチかつたおやかに表現されるものかと、本当にいつもいつも同じような感想を抱いてしまうのであります。