言わずと知れた坂本真綾1st。
なんとなく紐解いて聴いていたら、どんどんとボリュームが上がってしまった。気分も上がってきたので、ほぼ積ん読になっていた昨年刊行の「ミュージックマガジン」坂本真綾特集号を読みながら、最後まで聴いた次第。
思えば、高校時代の自分がB'zに出会い、学生時代の自分が坂本真綾に出会い、その後、まさか50代が見えてくる年齢になるまでの付き合いになるとは、その当時には思いもよらぬことであり。
その当時から聴いていた音楽を今聴いてみても、そこにある音楽は何も変わらず、そしてそれを聴いている自分は確実に何かが変わっている。
この時間経過的なアンビバレンスを、クリエイタと自分との間で共有しているのだと思うと、何かしら胸が熱くなるような、こみあげてくるものまでおぼえてくるほど。
そのような捉えどころのない思いをつらつらと頭の中で巡らせている休日の朝8時。