耳に突き刺さるようなキックドラムが素敵。脳天に花が咲乱れるポップナンバーから、脳天に雨が降りしきる失恋ナンバーまで、絢爛豪華にひたすらポップポップポップ!しっかし、なんで日本でこれがウケなかったんだろう。俺がこれを初めて聴いたときには「これは絶対大ヒット!」とマジで思っていたんだけど。「Love To Hate You」のあたり。当時勧めてくれた友人の言葉を借りれば「荻野目洋子の曲みたいでしょ」と。
でも、それほどピコピコしているわけじゃないんだよな。ともかく耳に突き刺さるようなキックドラムと、ベッタベタな叙情メロディがうっとうしく、もというっとりで。こうやってみると、僕は確かに80年代の洗礼を受けてきた人間なのだな。