音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

SONY XBA-300とリケーブル【午前の部】

が、お師匠様の元から届いたのであります。純正ケーブルと、純正リケーブルとの音質比較を2時間ほどで集中的に実践。ということで、まずは本日の午前編ということで、下記にメモメモ。


宇多田ヒカル「Automatic」(ハイレゾ)
コーラスの音場が左右方向に一段拡がる。
ベースラインとキックドラムのアタックが高域をマスクしない程度に濃厚になる。
時折入るギターのカッティングが明瞭に。
ボーカルが一列前に出てきたような定位になる。


上原ひろみ「Alive」(ハイレゾ)
ドラムのタムの鳴る位置が明らかに左右に拡がる。
低音域を強く叩いている時の右手の高音域の小さな音が霞むことなく耳に届く。
低過ぎてかつ主張していないベースラインも、派手にはならずにしっかりと聴き取れる。


Foo Fighters「The Feast and The Femine」(ハイレゾ)
ディストーションがかかったギターの粒立ちが明瞭。
スネアドラムの重心が一段下がる。
左右に振られたギターの位置が遠くに拡がる。
全体的にベールが一枚剥がれて、クリアな音が拡がる。


鬼束ちひろ「Not Your God」(FLAC)
ボーカルがシルキーかつ、明瞭な響きに。
小編成のストリングス(特に低域)の存在が立つ。
ベースラインがファットに。


Fried Pride「Smoke on the Water」(FLAC)
ギターの鳴りが一段太くなるが、ボーカルの邪魔はしない。
パーカッションの金物の音がコンスタントに耳に入ってくる。定位もクリア。
ボーカルはエフェクトがかかった音と、生の声との重なり合いの癒着が剥がれて、生々しさが増す。


T-SQUARE「MEGALITH」(ハイレゾ)
全体的にファット。やたらと重ねられたどの音もしっかり鳴っている。
サックスが一層メタリックになりつつも、刺激的な成分は減衰しているので聴きやすい。
シーケンス音に埋もれがちだったベースラインが顔を出してくる。


大まかに言うと、音はファットになるのだけれども、それは低域だけが盛り上がったり、やかましくなったりという物の類いではなく、鳴るべく音を鳴るべくして鳴らせるといった「味付け」と「補正」を両立させたような印象。聴いていて音楽が楽しくなる音ですよ、これは。自分がメインで使っているSHUREのSE425とは全く異なる方向性の楽しさ。

これはちょっと…うーん。いや、何でもないです。