音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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男もすなるSACDなるもの

で、今聴いていたバッハがSACDだったのだけれども、どこかマージンを残しているような感覚にとらわれて仕方がなかった。音源にはもっともっと音が入っているだろう?的な疑問とでも言いますか。

たまたまオーディオお師匠様とメールのやりとりをしていたので、これがスピーカーによるものなのかプレイヤーによるものなのか?という話をした結果、プレイヤーじゃないかという結論に。うん、確かに。CDの音質には十分満足しているのだけれども、SACDを流した時に「あれ?」という感覚になることが経験則的に多い。それも「思っていたよりも音が軽いなぁ」という印象で。

それはきっとSACDが持っているマージンのためにいくらでもボリュームが上げられる、どこまで上げても破綻を来さないことが、逆効果的にマージン的な物に感じられてしまうのではないかと思った次第。いくら音を上げても、耳に突き刺さったり頭打ちを感じることがないのがSACDなのだよね。

もっと良いプレイヤーで聴けばさらに充実した音声でSACDを再生できるのだろうけれども、そこまでSACDのソフトを持っているわけでもないので、機器に関しては現状維持のままで行きます。

今はそれよりもPCからの圧縮音源を如何にストレスなく鳴らすかという方向に意識が向かっているので。