音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

バッハ:ゴルトベルク変奏曲 / コープマン (1999 CD-DA)

その存在を知ったときには既に廃盤になっていて入手不可能だった1枚。一応Amazonの欲しい物リストに放り込んでおいて、マーケットプレイスにでも出てこないものかと定点観測していたら、1,080円という価格で入荷したので即座にゲットした次第。状態は「可」と書かれていたけれども、ライナーが爪に噛まれていた以外に瑕疵はなし。いい品を手に入れた。

で、中身。レオンハルトのそれも持っているけれども、もう導入からして何もかもが異なる。瞬時に「あ、こっちの方が好みだ」と感じたほど。レオンハルトのそれは非常に正確な性格とでもいいましょうか、全てにおいてかっちりしているという印象だったのが、コープマンのそれは「あ、これは自由なバッハだ!」という印象。それは最後まで変わることなく、非常にリラックスして聴くことが出来た。神経質ではない、という表現が一番しっくり来るかな。もちろんレオンハルトの繊細さも捨てがたいけれども、個人的な好みの問題で行けばコープマンに軍配が上がる。

これはいい物を手に入れました。うむ。