実はこの作品を聴くのは初めてなのです。今回ハイレゾ化にあたって「そう言えばサンボーンを真っ当に聴いたことがなかったな」と思い、手を出してみた次第。ボブ・ジェイムスの音源はいくつか聴いているので、そこは安心感を持って。もちろん試聴はしましたが。
ソフトなサックスの調べはAORライクなフュージョン。1986年作品という事を鑑みると、いかにもこの時代的なサウンドであることよ、と思うわけです。好きですよ、こう言ったサウンド。
ベースがマーカス・ミラーにドラムスがスティーヴ・ガッド。この面子もまた鉄壁なリズム隊。かといってゴリゴリのフュージョンではなく、あくまでもスイートな音作り。
夜に聴くと最高な調べかもしれないけれども、朝に聴くのもまたオツなものでして。