『黒夢ボックス』より。
久しぶりに聴いたよ、このアルバム。
リアルタイムでも聴いていた作品。まだキャッチーなロックサウンドのシングルを切っていた黒夢が、突然その牙を剥き出しにしてパンキッシュな世界に入り込んだことに、軽く衝撃を覚えたのを記憶している。
で、この後、完全にパンクに傾くのだよね。
このアルバム自体はまだまだ過渡期にある作品。シンセも鳴っているし、バラードもある。ついてこれなくなる人が出現するのは、この次のアルバムから。
ところがどっこい、それ以上にパンクな黒夢に魅力を感じたリスナーがついたのだけれどもね。それはそれ、これはこれ、の話。
僕はこの過渡期の作品、わりと好きです。
