シベリウスを聴き続ける体力がないなどと言いつつマーラーですよ。
しばらくぶりに聴いたクーベリックのマーラー。これがまた今聴いてみると、実に瑞々しく勇ましく美しい。何か自分の中で勝手にマーラーかくあるべき的なイメージを固めてしまっていたらしい。チャーミングなポイントだってマーラーには存在する。
そのように、ことクラシック音楽においては、イメージを固めることはマイナスにしか働かない。柔軟な姿勢でそこにある演奏を楽しむ気持ちでいることが肝要かと。
このクーベリックはSoundgenicからNW-WM1AM2にUSB接続をし、T3-01で聴いていたのだけれども、これまた実によい。USB-DACとしてこれまで使っていたQ3とは一体何だったのかと、自分に対して小一時間問い詰めながら聴いていた。
WM1AM2には本当に死角がないな(結局その話になる)。