やる気になったのでオーディオ遊びにふけりました。
電源ケーブルです。いつも課題になってみたり、遊んでみたりしている電源ケーブル。
今回はふと「あれ?もっとホーンが前に出てきてもいいんじゃね?」とジャズの音源を聴いていた際に感じたことに端を発します。
その旨をオーディオ師匠に伝えると「Monosaudioケーブルをまた試してみては?」との回答が。
Monosaudio…。
これですね。Amazonのタイムセールか何かで4,000円台で勢い任せに買った中華電源ケーブル。
Accuphaseアンプに繋いでいる下記ケーブルを、またMonosaudioに変えるという暴挙。
・電源ケーブル:アクロリンク7N-PC4020 Leggenda CB
・プラグ:オヤイデAC-037(脱酸リン青銅 厚肉シルバー+ロジウム)
以前、まだESOTERICのプレイヤー兼DACがシステムに組み込まれていた際に、Monosaudioをアンプに使ってみるとどうにも相性が悪く、それ以来ほとんど表に出てこなかった死蔵電源ケーブルだったのです。
ESOTERICもいなくなりました。DACもアンプ直結の拡張ボードになりました。諸々の環境が大きく変わって以降、まだMonosaudioケーブルを組み込んだことがなかったのです。
精神的な抵抗感はありますよ。いいのか?それで、と。
前置きをうだうだと書いてしましました。
結論。
Monosaudio、よい。
自分の好みの音が出る。高域がしゃしゃり出すぎず、中高域のバランスの良さで聴かせてくれる。低域も妙にでしゃばることなく、かと言って量感不足にも陥らない。音場感もアクロリンクと何ら遜色がない。
クラシック、ジャズ、フュージョン、洋楽、J-POPなどなど、自分が普段聴いている音源で3時間ほど一通りチェックしましたが、全く問題なし。アクロリンクのケーブルよりも、長時間聴いていて飽きない音が出る。あえて刺激的な音質を持つ音源から、比較的なまくらな録音の音源まで一通り試しました。でも、悪くない。むしろよい。
当初の懸案事項だったホーンの出方などどうでもよくなってきました。音楽全体として楽しめるオーディオシステムであるか否かが問題なのであって、現状で楽しめる!
あのMonosaudioがこの答えを引きずり出すとは…。
Monosaudioの無メッキプラグが功を奏しているのか、アクロリンクのメッキの味付け音色が今は邪魔になっているのか。分からない。分からないです。
とりあえず言えるのは、オーディオ的なスリルと安定感とが、ここに来て共存してしまったと。
まいったな、これ。
だからオーディオ趣味はイヤなんだ。もう辞めたい。辞める辞める詐欺だけど、辞めたい。
でも、これもしばらく経つとまた印象が変わってくるんだよね。それがオーディオってやつなんだよね。
やっぱり辞めたい。