音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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シューマン:交響曲第3番 / パブロ・エラス=カサド, ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 (2022 48/24 Qobuz)

目に止まったので聴きました。

実のところは、他の指揮者と楽団とのコンビネーションでこの作品を聴き始めたのですが、第一声の段階で鈍重だったので断念。Qobuz内に他に何かないだろうかと漁っていたところ、この演奏に行き当たりました。

エラス=カサドならばきっと歯切れのよい明るさを持った指揮と演奏を届けてくれるはずと期待してのことだったのですが、それを裏切ることなく。

シューマンのこれを自分の好みで判断するのは、本当に冒頭の10秒程度で十分なのです。音が濁っているか明るいか、立ち上がりが重いかスリムなそれか。両方とも後者の方をもちろん好むのであります。

果たしてシューマンがこれを書いた際の意図がどのようなものであったか、などは自分には全く関係のない話でして。好みか否かです。

その点、エラス=カサドは自分を裏切ることが少ないような気がしています。現代的な演奏が自分の好みであることを明示していますね。自分の中でのポジションとしてはドゥダメルが近いところに立っています。

考えてみると、エラス=カサドはスペインの出身、ドゥダメルはベネズエラ。うっすらとではありますがそこに共通点があるような気もしますね。

シューマン : 交響曲全集 / ミュンヘン・フィル、パブロ・エラス=カサド (Schumann : The Complete Symphonies / Munchner Philharmoniker, Pablo Heras-Casado) [2CD] [Import] [日本語帯・解説付き]