音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

泣いてもいいんだよ / 中島みゆき (2014)

「麦の唄」もいい曲だとは思うのだけれども、お目当てはそちらではなく、カップリング。「泣いてもいいんだよ」ですよ。ももクロのアレ。ももクロのセルフカバーですよ!中島みゆきによるセルフカバーですよ!これがまた凄まじい説得力。そりゃ年の功だわ。ももクロは勢いで歌いきるけど、中島みゆきは朗々と歌い上げますな。軍配はどちらにも上げられない。どっちもそれぞれかっこいい。何度繰り返しても、やっぱりももクロも中島みゆきもどっちもよろしい。素材がいいということなのだろうな。

しかし両者の「泣いてもいいんだよ」のアレンジが、同一人物、瀬尾一三だということにまずは驚いておかないといけない。ももクロ仕様とみゆき仕様を完全に使い分けてスコアを書いたということ。さすがはベテランアレンジャーのお仕事。見事。

誰にでも分かる明確なロックなのがももクロ版のアレンジで、隠し球ロックなのがみゆき版のアレンジなのだな。4つで刻むか2つで刻むかでここまで表情が変わるのか。こりゃカラオケで歌うときに、どちらのバージョンを入れるか、相当に悩みそうな予感がする。勢いで突っ走って歌うか、ガッツリとドスを効かせて歌うか、その時の気分によりけりだな。

ところで、凄いことに気がついた。タバコを止めて1ヶ月で、いきなりももクロバージョンを原曲キーで歌えるようになった。普段は喉が温まるまでこんな高い音は出なかったのに。タバコ、本当に色々ヤバいんだなぁ…。

あれ?何の話だっけ?