音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

ドラマチック / クラムボン (2001)

「パーリス」に騙されてみようと、おそらく発売当時以来一切聴いていないアルバムを引っ張り出して再生。

あれ?普通のアルバムじゃん、これ。当時は『JP』が大好きだったので、このアバンギャルドな雰囲気に全くついていけずに、すぐに脱落し、その後クラムボンからはしばらく離れるということになっていたのだけれども、今聴くと本当に普通。言い換えれば「今風」。「クラムボンってバンドだったんだー」と妙なところで感心してしまう出来の良さ。15年前に、もうこんなことをしていたのか。実は飛び級で進化していたバンドだったのだな。「パーリス」にも書いてあったように、その後、クラムボンは段々と自分たちの世界に閉じて行くかのように「たゆたう」バンドになっていったのだけれども、その直前にここまでアグレッシブな1枚をリリースしていたとは。

これだから音楽は分からない。その時に理解出来なかったことでも、後々になって答えが返ってくるということもあるのだから。