音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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パンドラの小箱 +4 / 岩崎宏美 (1978/2019 SACD)

紹介文的に。

リリースから実に41年の時を経てのDSDリマスタ。

もちろん自分の年齢からして、このアルバムの存在自体を知らなかった。

タワーレコードが復刻SACD化するということで、予め音源を聴いてみて、その何とも言えぬ70年代のゴージャスかつメロウな雰囲気が気に入り購入に至った次第。

全曲筒美京平による作編曲。しかもツインドラムを導入すると言う意欲作。

ストリングスとコーラスのアレンジが特徴的なサウンドメイキングは、今聴くからこそむしろ新鮮かつ斬新に聞こえてくる。音響的にも非常に面白い試みを用いている。

岩崎宏美のボーカルも20歳とは思えない成熟さ加減で何ともたまらない。このボーカルスタイルは、山口百恵と十分タメを張れる。

ヒット曲「シンデレラ・ハネムーン」収録。