チャイコフスキーが聴きたくて。
ド定番の演奏もいいのですが、このボックスセットが目に止まったので、ここからテッド・ジョセルソンのピアノによるものを。
とか言いつつ、ジョセルソンと言う名は初めてであります。端正なピアノ演奏でありました。
フィラデルフィア管弦楽団の演奏がややするとイージーリスニング的に聞こえてしまう瞬間もあったのですが、そこをピアノがしっかりとクラシックの領域へど意識を戻してくれたとでも言いましょうか。
イージーリスニング的と書いたものの、それは決して悪い意味ではなく、豊かに聴きやすいと言う意味合いですね。
1974年物と言うことで、私と同い年の録音でありました。
こんなに素敵な演奏が手元にあったなんて…。毎度のことながら、ちゃんと掘り出してあげないとな。