音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Azure / 天野清継 (1991)

本日はいつもより1時間ほど早起き。ウィダーで薬を流し込み、カナダ在住の友人と1時間ほどチャットをして、目覚まし時計が鳴る頃に珈琲を飲む。その一連の流れにこの1枚。全ての行動に邪魔をしない、それでいて音楽として成立している。そういう芯の強い1枚…

叙景ゼロ番地 / eastern youth (2012)

お前は今まで何を聴いていたのだ!いや、むしろ何も聴いていないか、全然聴いていないかのどちらかだ!と無茶苦茶な言い分でいきなり怒鳴り込まれても言い訳が出来ない状態にある。過去ログを読んでも「迸る男汁」などと書いて適当に誤魔化していたり。本気…

NO ALBUM 無題 / bloodthirsty butchers (2010)

『yamane』あたりからいつの間にかトンネルに入り込んでしまったブッチャーズの、夜明けの作品だったのだな。たまたま自分の心と実次元とがこんがらかっている時期に聴いてしまったものだから、その希望の明るさに気がつくことができなかった。遺作を聴いて…

coup d’Etat / Syrup16g (2002)

歌詞を見ながらじっくり聴いていくと、こんな若造の適当な絶望感に徐々に感化されていくのを実感する。せいぜいが青年の描くありがちな絶望感でしかないものを、なぜ大人になった今になってもプロトコルが一致する?すなわち自分が未だ鍵を持ち続けていると…

The Violet Flame / erasure (2014)

聴いていると確かに大人向けの、それほど重いビートではない音楽を形成しているという印象なのだが、自分がまだもう少し重いビートを聴いていたいからか、erasureの二人がどんどん成熟した大人になってしまう様が、とても寂しく感じられてしまう。やはり大の…

Spark Plug / クレイジーケンバンド (2014)

自分もすっかり丸くなってしまったなぁ、とCKBの新譜を聴きながら一人思う週明け。ちょっと前までなら、BPMの早い、車でかっ飛ばす系の楽曲が好きだったのに、今となってはこのアルバムで言うところの前半に多く見られるメロウさの方が、自分の身体にしっく…

ぼくらの空気公団 / 空気公団 (2010)

しばらくぶりにひもとく。「青い花」が流れた瞬間に、「この4-5年も決して良いと言える年ではなかったな」と思わず後ろ向きになる。この曲は自分の記憶が間違っていなければ、それなりに闊達な頃に聴いていた気がするのだが、振り返ってしまうとブルーな記憶…

VOCALIST4 / 徳永英明 (2010)

師匠様が「SACDになればいいのに」と言っていたら、ハイレゾになる(1〜3)事が決定していたナリ。と、どうして次から次へと眠くなる音楽ばかりをチョイスする?そこまでして寝たいか?それはともかく「あばよ」を聴きたいがためにこのアルバムを選んだとい…

マーラー:交響曲第5番-ワンポイント・レコーディング・ヴァージョン- / インバル(エリアフ), 東京都交響楽団 (2013) SACD

サンソン終了後に横になると、30分に1回ペースでTシャツを濡らして目を覚ます。同じ事を2回繰り返して起き上がる。急にマーラーが聴きたくなり、椅子に座って聴くのだが、やはりすぐ眠りに引き込まれる。第5楽章辺りになってはたと気がつき、最後まで聴く。…

"X" Chronicle of SOIL&"PIMP"SESSIONS / SOIL&"PIMP"SESSIONS (2013)

と、思って去年リリースされたベスト盤を聴いてみると、自分が欲しい勢いがここにぎっしりと詰まっていらっしゃる。やはり少し大人しくなっているというか、リスナーに合わせて大人になっている?僕は派手なソイルは大好物だけれどもなぁ。

Brothers & Sisters / SOIL&“PIMP”SESSIONS (2014)

前作に比べると勢いも保たれていて、確かに今自分はソイルを聴いているという気にはなる。なるのだけれども、妙に大人しいのだよな。ミックスの問題なのか、楽器が全て後ろで鳴っているような感覚。誰かが表に出てきてもいい物を、全て後ろで横並びにさせて…

GOLDEN☆BEST / 荻野目洋子 (2009/2014) Hi-Res

聴きながら、K2HDとハイレゾについてTwitterにぶつぶつと呟いていた。何を書いたかはもう覚えていない。

NO DAMAGE / 佐野元春 (1983/2014) Hi-Res

寒気とともに起床。熱が上がりかけているか、完全に上がった時の症状。今日は前者な感じ。体温を測ると、上がりかけといったところ。昨夜のうちに買っておいたウィダーインゼリーで薬を流し込んで、寝る気も失せたので椅子の上でじっとしている。しばらくす…

ONE VOICE,ONE GUITAR / Saigenji (2012) Hi-Res

MILOSでクラシックギターを堪能した後は、saigenjiのアコースティックギターとボーカルに…酔いしれたいけれどもアルコールは摂取しておりません。むしもアルコールもニコチンも摂取していないことで、頭が不思議な明晰感に包み込まれております。鎮痛剤の副…

Aranjuez / Milos Karadaglic (2014) Hi-Res

刺激の強いハイレゾ耳中小爆音の後は、スピーカーからクラシックギターと小編成オケのアンサンブル。これはどちらかというと女性受けしそうなイメージなのだよな。弾き方が女々しいというわけではなくて、感覚的に女性的部分に訴えかけるような気分。実は真…

D-Formation / 茅原実里 (2012/2014) Hi-Res

ただでさえサイバーかつ胃にもたれるボリュームの作品群なので、これをイヤホンで聴ききるというのは結構なミッションだったりする。しかもハイレゾ。情報量が半端じゃない。で、ついついボリュームも上げてしまう。アルバムが終わる頃には、ゴールが見えて…

The Violet Flame / erasure (2014)

NW-ZX1とShureとの組み合わせで聴いてみると、急に視界が開けて、この作品の訴える物という内容も見えてきたような気がする。今回のerasureは全体的にウェットに浸るエレポップに挑戦しようとしているのだね。なるほど、日本のAmazonサイトでPSBファンにも訴…

Beethoven Complete String Quartets / Tokyo String Quartet (2014) SACD

Disc7を再生。58分。「Quartet no.13 in B-flat major」の間に「Grosse Fuge」が入るという不思議な構成。何かの意図があるのだろうけれども、調べるのはまたそのうちにして。ということで、これまでのディスクの中で最も動的な作品。動静の動きが大きく、し…

Treasure / Cocteau Twins (1984/2007)

これはアルバム単位でまとめて聴こうとするものではなく、BGMとして流しておこうかな、といった不純な動機で聴くためのアルバムなのではないか?などと思い始めた次第。とらえ所がないところが、コクトーズの魅力であることは分かってはいるのだけれども。

VOCALIST4 / 徳永英明 (2010)

「就寝用音楽を昼間に聴いたら、クオリティの高さに驚いたよ、今さら」シリーズ最終弾。「5」は少々特殊なコンパイルなので、実質これでコンプリート。約1週間で全部揃えてしまいました。歌謡曲と現代曲、そしてフォークのごった煮具合が一番美味しいのがこ…

No Fools No Fun / Puss N Boots (2014) Hi-Res

ちょっと肩の力を抜いた音楽をここで1枚。ノラ・ジョーンズ他2名で、自ら拙い演奏をしながら歌うという、有名人でなければ成立しないような企画だけれども、これがまたちょっと広いバーの片隅でポツポツと演奏されているようなスタイルで、なかなか面白い。…

空はまるで / Monkey Majik (2007)

もう7年前のアルバムか。僕が初めてMONKEY MAJIKを知った作品。予備知識=仙台出身で売れ始めているらしい、程度の情報で聴き始めたら、これがなかなかスムースな楽曲が並ぶ、今風のAORってこんな感じなんだろうな、と思わせる独自性があった。個人的にはこ…

The Violet Flame / erasure (2014)

そうそう、内容のことについて書くのを忘れていた。うーん。これまた非常にインプレッションを書くのに困る内容なのだよな。erasureって、軽薄な曲は軽薄に、シリアスな曲はシリアスに、描ききるのが非常に上手いエレポップユニットだと思っていたのだけれど…

The Violet Flame / erasure (2014)

「Your Download of 'The Violet Flame' is now available」などというメールが届いていたので、「あれ?随分早いな」と思いながらサイトをウロウロとしてみたが、僕が申し込んだ24bit Flacファイルはまだプレオーダーのまま。なぜ?と色々トライしてみるが…

infinite synthesis 2 / fripSide (2014)

本日も点滴のために通院。医師に「長丁場になるね。来週また来て」と言われてしまう。この言葉を元に、私は禁煙期間に入ります。宣言。で、fripSide。取りあえずハイレゾは様子見に決定。よほど素晴らしい評価がどこかで見られない限りは、手を出さないこと…

Waltz For Debby / Bill Evans Trio (1961)

引き続き消化の良い音楽を。省エネ音楽とでも言いましょうか。でも、このアルバムは『Portrait in Jazz』ほど聴き込んでいないので、新鮮な気分で聴ける。当初はライブ盤と言うことで少々腰が引けていたのだけれども、そもそもジャズってライブなものだよな…

Privateering / Mark Knopfler (2012)

消化の良さそうな音楽を引き続き。

Pleasure / 宮里陽太 (2014)

今日は体力温存系の音楽を流しっぱなしにしておきますよ。

American Garage / PAT METHENY GROUP (1979/2003)

発熱しただけでも体力は奪われるもので、病院への行き帰りも結構足元が覚束なかった。これで夜に都心まで出られるのか?いや、出るのだ。乗り換え歩行の最短ルートも検索した。ということで、人間としてのPAT METHENY。今日はこの手のライトな音楽を聴くのが…

The Distance to Here / Live (1999)

とにかく飯を食わないことには、病院にも行けないのだ。で、迂闊に朝一で病院にいくとおばあちゃんおじいちゃんのお参り通院にぶつかるので、10時過ぎを狙って行くのが吉。なんで、そんな日にこんなアルバムを聴いているのかって?自分でもよく分からないや。