音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 / コジュヒン, シナイスキー, ベルリン放送交響楽団 (2016 SACD)

ん?

その存在をふと思い出して再生してみたのだけれども、こんなに「入っていけない」ピアノだったかしら。

それともこれまで明確な個性を持ったピアニストの演奏ばかりを聴いてきたからかしら。

端正なのだけれども個性に欠けるような。何か中庸な演奏を聴いているような気分に。模範的な演奏と言ったら怒られるのかしら。

確かに綺麗ではあるし、力強さもある。でも、どこか「それだけ」で終わっているような印象も拭えない。

ある意味、普通の演奏を聴く際には丁度いいのかもしれないけれども、それは褒めていることにはならないよね。