音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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SUN / 貴水博之 (1995 Amazon Music HD)

久しぶりに聴きたくなったアルバム。

この日記上では10年前に1度登場してますが、その時はネガティヴコメントで終わってますな。

今聴いてみると、実にこれが分かりやすいジャパニーズラテンファンクサウンドを中心とした、ノリのよいポップス。録音もなかなかイカしていて、聴感上の気分もよろしく。

よくよく聴いてみると、それまでのaccessのボーカリストとしてのシーケンスサウンドから解放された貴水博之の、音楽的身体能力の結構な高さがうかがえる作品であるかと。

音楽的自由度の高さもさることながら、ボーカルが自在に動き回る様がなかなかにして痛快。

これまで、本作品では「目を覚ませ」一択だと思っていたはずなのに、時間を置いて聴いてみるとどのトラックにもそれぞれのカラー、味があって、楽しめるアルバムではないですか。

これは自分の中における再発掘、再発見ですな。ホクホク顔であります。

SUN