音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Classical Music

ベートーヴェン:交響曲第7番 / サー・サイモン・ラトル, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2016 192/24)

山荘到着、諸々のセットアップを済ませた後の一発目の再生に。さて、今日から3日間、鳴らしたりKindle読書をしたりして徹底的にこもりますよ。温泉には入るけど。

ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番 / カルロス・クライバー, ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1975,1976/2018 FLAC)

長い一日…いや、二日間の高揚した精神を鎮静させるがごとく。映像物を2本立て続けで観ている時点で、相当にキてましたね。それも相当に盛り上がって見ていましたし。クライバーのこれを聴いて、ようやく自分が落ち着いて来たのを実感します。クラシック音楽…

バルトーク:ピアノ協奏曲全集 / ツィメルマン, アンスネス, グリモー, ブーレーズ, シカゴ交響楽団, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ロンドン交響楽団 (2005/2017 FLAC)

ほとんど耳を通していないクラシック作品を。バルトークのピアノ協奏曲集とは、まぁ、これを購入した時の自分は相当に欲しがり欲が強かったのか、取りあえず気になったものは何でも買っておけ、だったのか。今だったら間違っても購入していない。ともあれ中…

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 / ギル・シャハム, クラウディオ・アバド, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2002 FLAC)

あまり聴き進めることのできていない手持ちのヴァイオリン協奏曲の音源を、と言うことであれこれつまんでみたのだけれども、どうも自分の耳にしっくり来ない。オケが眠いかヴァイオリンの音そのものが自分の好みではない、耳が喜ばないと言った音源ばかりに…

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 / ウラジミール・アシュケナージ, ロリン・マゼール, ロンドン交響楽団 (1963/2019 FLAC)

かような真夜中であっても、アシュケナージは時空を超えて、私のためだけにチャイコフスキーを奏でてくれる。これを至福と言わずしてなんと言う。

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 / イザベル・ファウスト, ジョヴァンニ・アントニーニ, イル・ジャルディーノ・アルモニコ (2016/2019 SA-CD Single Layer)

モーツァルトの響きと調べで、音をゆっくりと身体に染み渡らせるのです。やはりどこか疲れているのだな。

シューマン:交響曲第1番&第3番 / パーヴォ・ヤルヴィ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2010 Hybrid SA-CD)

フルオーケストラ物のとある交響曲を流しかけたのだけれども、妙に今は重く感じられたのでパスした次第。こんな時には室内管弦楽団での演奏だよね。と言うことで、このシューマンを。舞うがごとく軽やかに。滑るがごとく流麗に。時に慎み深く微笑みかけ、時…

シューベルト:交響曲第3番 / ハインツ・ホリガー, バーゼル室内管弦楽団 (2020 96/24)

なにかと鬱屈した気分になりがちなので、つとめて明るくシューベルトを。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 / 内田光子, サー・サイモン・ラトル, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2010/2020 48/24)

つまらないくせに手がかかる業務をこなしきって後、時計を見ると残り30分。アディショナルタイムを決め込んで仕事は事実上の切り上げ。そうと決まればとこれを再生し始める。ベートーヴェンのオーケストラ絡みの作品は、極端な弱音部が存在しないので聴きや…

Italian Lute Virtuosi of the Renaissance / Jakob Lindberg (2016 Hybrid SA-CD)

夜に飽きてきたのでヤコブ・リンドベルイによるリュートの演奏などを。そんな夜に音を染み渡らせるわけですよ。ある意味おいては夜にノってきたとも言えるセレクトかな。

ブラームス:交響曲第3番&第4番 / ヘルベルト・ブロムシュテット, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2022 96/24)

期せずして、ブロムシュテットとゲヴァントハウス管によるブラームスの交響曲全集マラソンと相成りました。言いたいことは前二つのアーティクルで言い尽くした感があります。言葉もなくなってきた。ここまで来ると圧巻であります。それにしてもベタではある…

ブラームス:交響曲第2番&大学祝典序曲 / ヘルベルト・ブロムシュテット, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2021 96/24)

ブロムシュテットとゲヴァントハウス管による21世紀のブラームス録音。第1番に引き続いて第2番を。 -+-+-+-+-+-一聴して分かることがある。譜面のエディットや新しい解釈を織り交ぜると言ったそれらの斬新さをあえて取り込まず、譜面のなすがままに音の流れ…

ブラームス:交響曲第1番&悲劇的序曲 / ヘルベルト・ブロムシュテット, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2020 96/24)

ブロムシュテットが90代になってから録音された、ゲヴァントハウス管とのブラームスを前に、ただただ頭を垂れひれ伏すのみ、の巻。 -+-+-+-+-+-「クラシック好き」程度の人間ではあるので、ブロムシュテットが存命であることも、もう相当な歳であることも知…

シベリウス:交響曲第5番 / クラウス・マケラ, オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 (2022 96/24)

3連休の中日で暇を持て余しすぎてしまったので、なんとなく再生していた。それにしてもなぜこのシベ5をよく聴くのか、自分でも疑問なところはある。取っつきにくいし、主題が見えないし、面白いのは最後の「ジャン!」6連発くらいだし、全体としてみれば退屈…

Piazzolla Stories / Lucienne Renaudin Vary (2021 48/24)

フランスは新進気鋭のトランペッター、ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリによる、ピアソラ楽曲を中心としたオーケストラアレンジの楽曲集。e-onkyoの今月のセール品を眺めていたら目が止まったのです。この方のジャケット写真は過去に何度か目にして気には止めて…

マーラー:交響曲第7番《夜の歌》 / ショルティ, シカゴ交響楽団 (1971/2017 Hybrid SA-CD)

人間として怠惰に過ぎる時間を過ごした後は、やや復活をしてこれを流しながら諸々の身の回りの整理など。BGMとしてマーラーを流している俺格好いい的中二病的に。人間として破綻した後には、日本人として言葉が破綻してやがる。

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 / クリスチャン・ツィメルマン, ポーランド祝祭管弦楽団 (1999/2017 FLAC)

午前3時を回りました。さすがに限界。これをラストにしてシャワーを浴びてから寝ますよ。週末の夜はこのようにして更けゆくのでありました。それにしてもうっとりすべくはツィメルマンが紡ぐピアノの美しさよ。これにうっとりせずして何にうっとりすると言う…

シベリウス:交響曲第1番 / コリン・デイヴィス, ボストン交響楽団 (1976/2020 Hybrid SA-CD)

既存のシベリウスの音楽像とは、おそらく自然文化的側面に根ざしたところから始まり作られているように感じられるのです。いや、それは根ざしたと言うレベルでの話ではなく、もはやそれそのものなのかもしれないと。もちろんその観点を否定するつもりは微塵…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 / マウリツィオ・ポリーニ, クラウディオ・アバド, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1992/2022 Hybrid SA-CD)

パワーに溺れるでもなく、リリカルに過ぎるでもなく、かといって中庸に甘んじるわけでもなく。老成と言う名の衰えであるわけがなく、早熟と言う名の若さであるわけもなく。ポリーニという人の弾くベートーヴェンは、端正でバランスよく美しいと言った印象な…

ドヴォルザーク:交響曲第8番 / イルジー・ビエロフラーヴェク, チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (2013/2021 96/24)

今晩は仕事明けからずっとクラシック音楽ですね。さすがに日付が変わる前からはヘッドホンリスニングをしておりますが。で、ドヴォルザーク。交響曲第8番。ドヴォルザークの作品の中ではチェロ協奏曲と並んで好きな楽曲。どこが好きなのかと問われても答える…

ブルックナー:交響曲第7番 / アンドリス・ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2018 192/24)

この単調とも言える音楽を聴ける形にするには、楽団に相当な表現力が求められるのと同時に、指揮者には圧倒的な統率力が求められるのだろうな、などと思いながら。改めて聴き直すと、第3楽章などはほとんどワンフレーズで押し切っているわけで。以前にも思い…

ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番 / ゴーティエ・カピュソン, ゲルギエフ, マリインスキー劇場管弦楽団 (2015 48/24)

この作品にアニメーションを乗せると、ゴシックでホラーで、それでいながらユーモア的なファニーさが表現出来て、子どもウケがよい物が出来そうな気がしてきた。などと言ったことを考えながら聴いていた。カピュソンの熱演そっちのけで。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 / アシュケナージ, ハイティンク, ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 (1984/2014 FLAC)

これもあまり聴き込めていなかった作品かな。どのような作品であったかすらも記憶に残っていなかったのであえて聴いてみた次第。第一楽章で「ポール・モーリアかよ!」とツッコミを入れたいフレーズが出てきてずっこけたり、第二楽章は自分が勝手に描いてい…

シューマン:ピアノ協奏曲 / マレイ・ペライア, クラウディオ・アバド, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1997 FLAC)

この音源は自分の音楽データの山に完全に埋もれてました。友人に聴かせてもらって、その後自分がクラシックの沼にはまり込むきっかけになっている演奏ですね。おそらく数年ぶりに聴いたでしょう。雄弁なシューマンを好んで聴いていた耳からすると、穏やかな…

ブラームス:交響曲第1番 / ラトル, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2008/2014 44.1/24)

私の週末の夜はクラシック音楽からスタートですよ。何とはなしにブラームスをチョイス。ブラームスに限らず、自分的決定盤と思える音源に出逢えたとしても、そのうちに他の演奏が気になってついつい漁ってしまうと言うのは、クラシック音楽が沼である証左だ…

ブルックナー:交響曲第6番 / ヤンソンス, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2019 48/24)

家人がいなかったので在宅勤務中のクラシック音楽を。久しぶりにブルックナー。6番を選んだのは単なる気まぐれで。これが、また、うん。よい。語彙はうっちゃってよい。出音が全て。蕩々と進み行く音の世界。素晴らしい。

マーラー:交響曲第5番 / レナード・バーンスタイン, ニューヨーク・フィルハーモニック (1963/2012 FLAC)

文字通りお昼に目覚めた昼寝明けに。奔流のようなマーラーを堪能したかったのであります。以前にこの盤を聴いた時にはやや不足していると感じられた鋭さと深さが同居してることに満足しつつ今聴いているのです。

R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき / パーヴォ・ヤルヴィ, NHK交響楽団 (2017 Hybird SA-CD)

R.シュトラウスはやはり難しい。いや、難しいと構えて聴くから難しくとらえてしまうのだよね。映画にも使われたこの作品。実にサウンドトラック的だと思いながら聴いていたのです。そのように考えると、音楽としての流れで雰囲気をつかまえる聴き方で行くべ…

シベリウス:交響曲第6番 / オッコ・カム, ラハティ交響楽団 (2015 Hybrid SA-CD)

暖かくどこまでも果てしなく伸び行くシベリウス。音の世界が広がって行く。

ハイドン:チェロ協奏曲 / クリスチャン・ポルテラ, ミュンヘン室内管弦楽団 (2022 Hybrid SA-CD)

ハイドンならではの華やかな美しさ。チェロが深くも軽やかに歌い上げている姿も、また音として美しく。ポルテラ、素敵だな。体力が戻っていると、クラシック音楽は心地よく清らかに自分の身体へと染みこんでくるな。いかに今年の夏が自分にとって過酷なもの…