カヴァー作品
相当久しぶりにこのアルバムをじっくりと聴き込んだ。リリースされた当時は、アップテンポのナンバーにばかり気が行っていたのだけれども、今の自分にはバラードがとても純粋に染み渡っていくのを実感した次第。もうね、聴く、歌う、聴く、歌う、の連続。最…
AmazonでSACD漁りをしていたところ、何気なく発見したシンガー、シモーネ・コップマイヤー。本作の作風はジャズ寄りのポップスと言った感。曲目もポップスのカヴァーが中心。ふくよかなアコースティックサウンドに、アクの少ないボーカルが乗る、気楽に聴く…
JUJUのカヴァーアルバム…。あまりよい記憶がないのですが、ものは試しにと聴いてみた次第。あら。よい意味で肩透かしを食らいましたよ。この人のボーカルにはパンチが足りないと思っていたので、選曲も比較的しっとり系が多め。だからこそ聴ける仕上がりにな…
何だか急に全てに対して虚しくなってきたので、何となく秋なのかなぁ、などと。そこでこのアルバムの出番です。クリアに録音された、主にアコースティックギターの響きが抜群で、ボーカルもしっとりとかつ芯を持って歌い上げる上質なカヴァーアルバム。これ…
これまで数回このブログ上に登場しているアルバム。ふと思い出したのでまた再生してみた。語弊はあるかもしれないけれども、いい意味で使い捨てに出来るカバーアルバム。聴き捨てる、と言う感覚に近いか。心地よく右から左へと通り抜けていくのだよね。それ…
オーディオファイル御用達、Evosoundが抱える歌姫のうちの一人。Chlaraの最新作。DSD音源をHDtracksにて購入。EvosoundはChlaraをアコースティックサウンドでの音作りをメインに据えてリリースしているようで、それは路線として上手く機能しているように思え…
「これはこれでまぁ、ありっちゃありじゃない?」と。新曲もかつてのWANDSマナーにのっとったものであるし、カバーも無理に上杉昇に寄せようとはしていない。かと言って上杉昇が築いてきた物を冒涜するようなものでもない。
本当にavex祭りになってきた。このベスト盤も昨日図書館から借りてきたもの。そうでもなければ手持ちになる音源でもないと言うか。3枚組を昨日斜めに聴いて、そこから11曲だけをピックアップして1つのフォルダへ。それを再生。MAXはビートの効いた楽曲でない…
UKのアーティストがカントリーを手がけると、そこにフォークのカラーが色濃く表れる傾向があるように思えるのだよね。カントリーミュージックが突然聴きやすいポップスに化けるとでも言いますか。
カヴァーでの研ナオコは、歌謡曲歌手の本領発揮と言った雰囲気があって非常によろしいのです。どのような曲を歌わせても自分色に仕立て上げるその技量と言いますか、キャラクターと言いますか、歌手としてのチャームが素晴らしいものであると。ここから俺様…
Amazon Music HDで目についた、手持ちにないカヴァーアルバムをダラダラと聴いています。チビチビとジンのソーダ割りを飲みながら。取りあえず、今のところ聴いた、そして聴いているアルバムを以下に。柴咲コウ『続こううたう』 森恵『Re:Make 1』 森恵『Gra…
ビーイングサウンドってこんなにチープだったっけか?と原曲のイメージが分からなくなってしまうくらいの蹂躙具合。あまりにも素敵すぎて、じっくり聴いてしまいましたよ。
いつまでも、何度でも、聴いていたくなるような声。昨夜に2度ほど聴いて、そして今朝も起き抜けにもう聴き始めていた。 オリジナル楽曲ももちろん良い。儚さの中にしっかりとした芯のある声と、そこから伝わってくるマインド。この手の透明感あるJ-POPシンガ…
歌怪獣をこのまま野放しにしていいのか。もちろん、いいに決まってる。じゃんじゃんカヴァーして欲しい。
改めて聴いてみると、どの楽曲も中森明菜節へと完全なる換骨奪胎に成功しているのだよね。原曲の存在などどこ吹く風で、これは私の歌、と言わんばかりに中森明菜が歌い上げる、ものにしている、様になっている。最高にイカしています。 思ってみれば、自身の…
この「一人歌謡ヒットパレード」的選曲と流れが素敵じゃないですか。なかなか類を見ないカバーシリーズだと思いますね。歌い手が本業演歌歌手であることを差し引いても、この半端ない歌唱力と変幻自在な表現力をフルに駆使して歌い上げる様はお見事としか言…
松任谷由実のボーカルで歌われる自曲と、今井美樹のボーカルで歌われるカバー。前者はボーカルで情景を作り上げるタイプと言うよりは、情景を作ることを聴き手に委ねるタイプのボーカリストだと思うのです。一方で今井美樹は、歌に情景を全て練り込んで、聴…
絢香、って自分から相当に遠い所にあるんですよ。もう本当にこれっぽっちも触れてこなかったのです。本作、カヴァーアルバムの2作目とのことですが、このカヴァー好きな自分が前作を聴いていないくらいに、本当に本当に本当に遠いのです。好きでも嫌いでもな…
書き漏らしていたのだけれども、先日、Amazon Music HDでたまたま、アン・ルイスがベンチャーズ歌謡を歌う、と言うアルバムを見つけまして。それを一通り聴き流したのですが、歌は上手いが、どうにも洗練されすぎてしまっている感があったのです。ベンチャー…
avex黄金期、1990年代のヒット曲を今にリバイバル、的な企画アルバム。全ての曲を通ってきた自分世代の音楽ではあるけれども、この企画は一体どの層に訴求させようとするビジョンを持って作られたのだろうか。通して聴くと、改めて、いかに原曲が過不足なく…
ここまでAmazon Music HDでカバーアルバム漁りをしていたのだけども、本日の決定打を発見してしまった。ソプラノ歌手による邦楽カバーアルバム。聴き始めた瞬間に身体に衝撃が走りましたよ。クラシカルに歌われる日本の素晴らしいポップスの数々。このように…
B'z松本孝弘がギターで主導権を取り、当時のビーイングアーティストと歌謡曲カヴァーをした迷盤の極み。音がとにかく低予算で、歌謡曲のエッセンスの微塵の欠片もないところが聴き所。逆説的にメロディだけでも歌謡曲は十分に成立することを証明してみせた。
プレイリストをランダムプレイで1時間ほど聴く。上滑りなアレンジやボーカリゼーションも中にはあるけれども、宅録系のわりには全体として良く考えて作られていると思うのですよ。良い意味で軽く聴き流すことのできるカバーアルバム、と言ったところだね。ko…
Amazon Music HDのニューリリースページをただひたすら下へ下へとスクロールしていたのです。そこからなんとなく気になったアルバムを聴かずにダウンロードだけする単純作業。そこで目に止まったのがこのアルバム。これは本当に直感としか言いようがない。一…
急に聴きたくなった。あえて過去ログは漁りませんが、これ、いいカバーアルバムっすね。楽曲によってある程度の格差はあるものの、総じて高得点なカバーが並んでいるのではないかと。DREAMS COME TRUEを聴こうと思った時に、でも吉田美和のボーカルは今の自…
こう、グッと心に染みるのですよ。自分とともに歩んできた曲たちが、このような愛情あふれるカバーで今に歌い継がれていることにね。自分の色んな意味における人生も折り返したな、と一息ついたので余計にこう言った楽曲がストンと心に落ちるのだろうね。え…
中島みゆき17th。セルフカバー3作目。この作品もリアルタイムで聴いているものだけれども、前作からの瀬尾一三とのコンビが生かされている、楽曲毎の場面転換が見事な作品であったことを再認識させられた。その意味ではセルフカバーであっても、自身のオリジ…
中島みゆき12th。セルフカバーアルバム第2弾。このアルバムは小学生時分から好んで聴いていた。自分が良く知っているヒット曲を作家本人が歌うことの面白さはこの時期から知っていた。ただ一つ、常に持ち続けていた疑問があった。なぜこんなに仰々しいアレン…
中島みゆき6thにしてセルフカバーアルバム。一度は人に提供した曲を自分の手元に戻し再構築することで、ここまでの中島みゆき楽曲では見えていなかった傾向も浮かび上がってくる。それは「歌謡曲作家」としての中島みゆき。「職業作曲家」としての、と言って…
CD借りちゃったよ。それ以外のコメントは特になし。今まで書いた通り。あ。こう言ったカバーを聴くと「低予算」の意味がよく分かりますよ。