音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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カヴァー作品

Covers / 清春 (2019 FLAC)

このドロドロとした情感が、聴いていてたまらなく快感になることがある。一方で、聴いているとたまらなく気が滅入ることもある。今日は前者。このソリッドなトラックと、清春の我が道を突き進む迷いなきボーカリゼーションが潔く感じられる。カバーアルバム…

あの歌-2- / 上白石萌音 (2021 48/24)

今日も朝から意識が混沌としております。寝たり起きたりの繰り返し。そろそろいい加減にこの辺は整理させておきたいところなのだけれども。そのようなことを考えたり、もしくは巻き込まれたりしながら、これを。今回のカヴァー集での萌音ちゃんは、平均して…

奥の唄道 / 最上川司 (2015 96/24)

これはいいロック演歌カヴァーアルバムだと思うのだよね。何度聴いてもいいアルバムだと思うのだよね。なぜ世の中はこのアルバムに騒然としなかったのか。小一時間、世の中に対して問い詰めたい。

カバーズベスト / ジェロ (2017 FLAC)

演歌サイドを再生。ジェロは上手いと思うのよ。ただ、キレイに過ぎて、演歌歌手としてのアクのようなものがなかったのが致命的ではなかったかと。このカヴァーアルバムを聴いてもやはりそう思われるのだよね。丁寧なのだけれども、それ以上でも以下でもない…

HELP EVER HURT COVER / 藤井風 (2020 FLAC)

なに、これ、ヤバい。語彙力が極端に衰えるくらいにヤバい。マジヤバい。ヤバくてヤバくて震える。えーと。ヤバい。

SINGER2 / 島津亜矢 (2013 FLAC)

このあたりからグッとアクセルを踏み込んで、歌怪獣の本領を発揮させるべく選曲になってくるような気がするのだよね。「演歌歌手がポップスをカヴァーしているよ」と言ったちょっとした違和感が完全に拭い去られる。

あの歌-1- / 上白石萌音 (2021 96/24)

寝ても覚めてもこのアルバム。起きたので、今度はスピーカーにてリスニング。アレンジ面でさすがと唸らされた楽曲を。「みずいろの雨」ですね。コンパクトなのだけれども、鳥山雄司のアレンジが光りまくっております。ボッサから始まって「この曲をそう持っ…

あの歌-2- / 上白石萌音 (2021 48/24)

特筆しておきたいのは、あくまでもこの作品集は「楽曲ありき」であると言う点なのだ。代表曲よりもファンコミュニティ内での名曲が取り上げられている点にそれを見て取ることが出来る。

SINGER7 / 島津亜矢 (2021 FLAC)

ロック、ポップスの咀嚼力が、これまでの演歌歌手によるこの手のカバーによる基準で測ることが出来ない。近日中に生声を聴きにうかがいます。そこでも度肝を抜かせて下さい。

I SING / Crystal Kay (2021 FLAC)

改めて聴いてみると、まぁ、これはこれでアリじゃないかなと。色々な意味で楽曲がバタ臭くなるのが面白いと言えば面白い。そしてそこが意外と味になっていて聴き飽きないという。カヴァーは面白いなぁ。

GOLD Singer / 及川光博 (2004 FLAC)

このカヴァーアルバムはもっともっと注目されてもいい。今からでも遅くはない。どこをどう切り取っても及川光博印のボーカルで攻める、相当に吹っ切れた、イカしたアルバムなのだよ。サブスクで出ていないのがもったいなく感じられる。

アワー・ソングス / アイドルネッサンス (2016 FLAC)

散歩に出掛けるために、晴れ間が広がるのを待っているのです。それとこの音楽との関連性はありませんが。たまたま目についたので再生。アイドル+カヴァーアルバム=大好物、なので。

Oneway Generation / 氣志團 (2021 Amazon Music HD)

所詮は氣志團なので氣志團相応のことしか出来ないだろうとたかをくくっていたのだけれども、そこは意外な実力者でもある綾小路翔のこと。最終的にはシャッポを脱ぐことに。バンド編成であることから一切逸脱せずに、その範囲でどこまで原曲をリスペクトし、…

POP IN CITY ~for covers only~ / DEEN (2021 FLAC)

先日、一日中車を走らせる機会があったのだけれども、その際にこのアルバムを流してみたら、あら、いいじゃありませんか。雰囲気抜群。これがシティポップの力か、と思いながら聴いていたのです。それを再検証すべく聴いてみたのだけれども、いや、その、い…

筒美京平SONG BOOK / V.A. (2021 FLAC)

大切なのはどのようなアレンジを加えられようが、いかなるシンガーがそれを歌おうと、筒美京平作品の芯の強さは一切損なわれないこと。それを再認識させられる点においても、意味のあるトリビュート作品ではないかと。

青い炎 / 工藤静香 (2021 FLAC)

中島みゆきのカヴァーには楽曲単位で頭一つ抜けている作品はあるのだけれども、この工藤静香のように丸々1枚使ってカヴァーすることで、塊として中島みゆきの魅力に迫る好結果を残しているのだと思った次第。

おはこ / 柴田淳 (2019 96/24)

このどこかウェットで気怠くもあり、それでいて現代的に垢抜けているボーカルで往年の名曲を歌われると、それはそれで、単なるカラオケを超えた、素晴らしいカヴァーアルバムになるのだよね。

青い炎 / 工藤静香 (2021 48/24 Amazon Music HD)

中島みゆき楽曲が持つ毒。それは劇薬としての毒でもあり、良薬としての毒でもあり。それらが中島みゆきの手を離れ、カヴァーされることによって、毒はトリートメントされ、楽曲の持つ本性が現われることがある。一方でカヴァーをしたシンガーが毒に侵され、…

井上陽水トリビュート / V.A. (2019 FLAC)

久しぶりに聴いてみたけれども、印象としてはファーストインプレッションとそう変わりはないな。どのアーティストもアクの塊である井上陽水の世界観を切り崩して換骨奪胎しようと躍起になっている様が痛快。それでも結局の所は井上陽水の原曲のイメージをさ…

two, too / Fried Pride (2005 FLAC)

Fried Pride作品の中で、このアルバムは本当に好きだな。ギターと歌とのバランスが最も整っているような気がするのだよね。歌がドライブすれば、ギターもドライブする。逆もまた然り。その抑揚が心地よい1枚。

水響曲 / 斉藤由貴 (2021 96/24 Amazon Music HD)

斉藤由貴デビュー35周年記念セルフカヴァーアルバム『水響曲』。本日発売。デビューからの一連のシングル曲でアレンジを担当していた武部聡志を迎え、ピアノとストリングスを中心にアコースティックアレンジされた珠玉の代表シングル曲に、今の斉藤由貴がボ…

POP IN CITY ~for covers only~ / DEEN (2021 Amazon Music HD)

本日の朝一に。んー。先行シングルの出来が面白いことになっていたので、アルバムにも期待をしていたのだけれども、ややハズレの方向に振れちゃったかな。それほどまでに原曲の出来、完成度が素晴らしいことでもあり、その牙城を崩すなり、DEENなりの斬新な…

Crème de la Crème / T-SQUARE (2020 96/24)

これを聴きながら洗濯物を干したりなんだり。このアルバムはいい具合に力が抜けたセルフカヴァーで、非常に聴きやすいのがいいね。それでいてイージーな作りでもないので、真剣に鑑賞することにも耐えうるクオリティ。ここしばらくのT-SQUARE作品の中では、…

Crème de la Crème / T-SQUARE (2020 96/24)

本日の朝一に。大晦日。1年を振り返るような音楽を聴こうかとも思ったけれども、昨日書いたように振り返る日々などそうそうないわけで。平常運転、平常運転。でも、このセルフカヴァーアルバムは、2020年の収穫でありましたよ。

Crème de la Crème / T-SQUARE (2020 96/24)

本年収穫したアルバムの中では、ベテランのこの作品が自分の心の中で結構いい位置につけている。程よいリアレンジ具合で、楽しく聴ける好セルフカヴァー。

The Golden Oldies / 福山雅治 (2002 FLAC)

録音良し、選曲良し、演奏良し、ボーカルも意外と良し。ある意味において近代カヴァーアルバムの金字塔的存在であることは確かです。

Wakana Covers ~Anime Classics~ / WAKANA (2020 96/24)

本日の朝一に。早速導眠剤として寝る時にイヤホンで聴いているこの音源、アレンジがドラムレスなので、非常に具合がいいのです。内容を再確認するために日中に再生。とにかくずば抜けて素晴らしいと思ったのが「Rain」「愛にできることはまだあるかい」の2曲…

Japanese Songbook 2 / たなかりか (2016 96/24)

こう言ったジャジーなカヴァーアルバムもなかなか今の雰囲気に合うじゃないかと。当然の事すぎて今さら感があるけれども、音楽はそれを聴くシチュエーションで大化けするのです。ほぼ死蔵になっていたこの音源でも、使いどころはあると言うことだ。

アニソンフュージョンAX / ラスボス009 (2013 MP3)

これも発掘隊が見事に掘り起こしてくれた音源。と思ったら、Spotifyにありましたよ。まったくもう。ジャパニーズフュージョン界のとんでもない面子が集まって楽しくアニソンカヴァーでお遊びをしたら、案の定、とんでもない物が出来上がってしまったとしか表…

ROMANCE / 宮本浩次 (2000 48/24 Amazon Music HD)

先行配信曲を聴いた時から感じていたものが、そのまま12曲に凝縮されたかのような。歌い手も聴き手も相当にチャレンジが求められた、求められるカヴァーアルバムではないかと。このカヴァー群における宮本浩次のハイトーン部分が許せるか否かで、このアルバ…